技術

2023年9月20日 (水)

超短焦点プロジェクター(No.5897)

202305301331370 小型で高性能のプロジェクター。

縦置きにしてテーブルに投射すれば、テーブルに約25インチの画面が映し出される。

通常のプロジェクターはスクリーンまでの距離がある程度あり、場合によってはその間に人が入り影ができてしまう。これを解決するために短焦点タイプが出来、天井や床に配置して垂直のスクリーンに投影する方式が普及している。本製品は展示されているような使い方もでき、テーブルをスクリーン代りにできる。反射光を真正面から見なくても綺麗に視認できるため、TVやスマホのように画面の光を近距離で直視することがなく子どもの学習にも使える。

【KAZの視点】液晶等による自己発光式に比べ、投映による反射式は自由度がある。

【今日のダジャレ句】 短焦点 嘆賞されて 投映す (>_<)

2023年9月 4日 (月)

ケブラーグローブ(No.5885)

202306161622070 写真のような特殊手袋。

その最大の特徴は、高強度・高弾性率で幅広い対応能力を持つ、消防展で遭遇。

「ケブラー®」は1971年に米国デュポン社が開発したパラ系アラミド繊維。難燃性・耐熱性・耐切創性・耐薬品性、低温から高温まで広範囲の環境で使用できるなど、幅広い対応能力を持ち合わせているとのこと。消火や救助活動にあたる消防士の方が使う手袋としては最適な素材といえる。何せ鋭利な破壊物や高温の物体を扱う必要性にせまられるとこのような備品が欠かせない。実際にどの特性を最も欲しいかで選択肢が豊富にある印象。

【KAZの視点】消防服にも高機能が要求されるが手袋が最もニーズが高いといえる。

【今日のダジャレ句】 消防士 特殊手袋 得しゅるね (>_<)

2023年8月23日 (水)

パッティングAIキャディー(No.5875)

202308031246320 パターに貼り付けて使うアシスト具。

パッティングする距離、条件を計測し、素振りするとアドバイスしてくれる。

素振りするたび振り子原理の軌道と素振りしたスイングで計算(上り/下り)された距離がアドバイスされる。これにより適正なスイングを決めパッティングができるらしい。パットの場面で残された距離とその経路条件を計測し、素振りによる想定距離が分かれば、それが適切になるように素振りを繰り返し身体に覚え込ませてからパットでき、カップインの確率は高まる。小型化しパターのシャフトに取り付け、各種物理量を計測、表示するという発想に拍手。

【KAZの視点】計測して定量化したデータが得られれば人は納得、微調整するもの。

【今日のダジャレ句】 計測し 軽率で無い 実践を (^_^)v

2023年8月16日 (水)

小型ロボット(No.5871)

202308031526330 写真のような二種類のロボット。

左は自律走行型除菌ロボット、右はAI搭載パーソナルロボット、某展示会で遭遇。

除菌ロボットは除菌剤を噴霧しながら走行することで、人の手を掛けずに広い屋内エリアを安全に除菌できるとのこと。医療・介護施設をはじめ、学校や商業施設など、幅広い分野で活用できそう。右のAI機能搭載のロボットは​追従機能、ビデオ通話、自律走行など多彩な機能で場所を選ばず、幅広く活躍できるとのこと。世の中には様々なタイプの多用なロボットがあるが、このように小型でフレンドリーなタイプも普及しているようです。

【KAZの視点】除菌ロボットはコロナ禍で人気が出たか?除菌剤の開発も必要になるが・・・

【今日のダジャレ句】 除菌する 自走ロボット 感じそう (>_<)

2023年8月10日 (木)

フェイススルー(No.5866)

202308031741400 顔パスサービス。

専用レーンでの入場や、手ぶらでお買い物ができる顔・Suica認証サービス、東京ドームで遭遇。

写真のような専用レーンでスムーズに「顔パス」もしくはSuica、PASMOで入場できるほか、場内対象店舗では手ぶらで買い物ができる。球団公式アプリ「GIANTS APP」から顔画像またはSuicaまたはPASMO番号を登録し、手持ちの入場券とひもづけることで、可能となるらしい。アプリ開発により進歩はすごい。写真右側の部分で二人の女性が認証マシンに向かってご挨拶している。文字通りの「顔パス」がどこでも可能な世の中になっていくのか。

【KAZの視点】使い方に慣れるには何回か利用必要で、一見さんには無縁な世界か。

【今日のダジャレ句】 顔認証 一人称で 自己主張

2023年7月29日 (土)

3D映像(No.5858)

202306161230000 写真のような3D映像方式。

直方体の三面にLEDパネルを配し、映像内容をプログラミングして立体的に見せる方式。

大型のディスプレイとコンピューターグラフィック技術の進歩によるのでしょうか、裸眼での3D映像が進化しており、様々なものを見かける。壁と床に囲まれたエリアに絵を描きそこに人が入って撮影するとリアルに見える”トリックアート”がありますが、本件はこれを進化させた感じ。ディスプレイの映像を計算によりゆがめて表示すればそれが浮き上がって宙に見える。デモは動画だったのでそのリアルさが更に実感できました。「デジタルサイネージジャパン」で遭遇。

【KAZの視点】ゴーグルをかけて仮想現実感を味わうのが一般的で無くなり没入感が増す。

【今日のダジャレ句】 立体視 楽しみたいし 試したい

2023年7月20日 (木)

八丁味噌蔵(No.5852)

Img_7771 八丁味噌の製造現場。

大豆と塩のみを原料に木桶に仕込み、自然の温度の中で二夏二冬(2年以上)熟成させる。

杉製のタルに約6トン詰められ重石で圧力をかけながら熟成させる。八丁味噌は江戸時代初期より変わらない伝統製法で造りつづけているとのこと。上に乗っている重石は天然の川石で、今でも熟練の職人の手で一つ一つ丁寧に積み上げられておりこちらの重量は約3トンだとか。温度を調整することなく八丁村の自然な気候の中でゆっくりと熟成させることにより、この地でしか生まれない奥深い味わいが生まれるらしい。カクキュー見学コースで遭遇。

【KAZの視点】伝統的なワザやノウハウが活かされており、他では真似できないかも。

【今日のダジャレ句】 味噌作り 重さと時間 嵩みそう

2023年7月 5日 (水)

ワイド曲面タッチパネル(No.5839)

Img_7425 写真のような製品。

標準の3倍くらいワイド、見やすいように曲面となっている。デジタルサイネージジャパンで遭遇。

前面がタッチパネルになっており、手袋をしていても使えるのは驚きでした。工業製品を生産する場合、材料や大きさや形の制約を受け、望むとおりの仕様はなかなか満たせないもの。更に高耐久性、安定性の確保、コストダウンが求められる。本製品はこれらの制約をクリアする技術の賜物でしょう。画面を見ながら指で操作するのは当たり前の世の中、生産現場では様々な苦労に立ち向かっているはず。心して工業製品を使いたいです。

【KAZの視点】空中に画面が現れその中で手を使って操作するSF映画も現実になるかも。

【今日のダジャレ句】 曲面を 自由に使う 局面に

2023年6月28日 (水)

四足歩行ロボット(No.5835)

Img_7511 写真のようなロボット。

まるで生きている犬の用に軽やかに歩きまわる、東京国際消防防災展2023で遭遇。

火災等人体に危機が迫るような状況の中で使えるロボット。米国製ロボット犬、モデル名はVision 60、「中型で耐久性が高く、機敏かつ丈夫な全天候対応の自律型歩行ロボットで、国防や公共事業、民間企業での利用を見据え、不規則な構造をした都市環境や自然環境で幅広く使える」という。デモンストレーションを見る限りまるで生きているような動作でビックリ。パイプラインおよびインフラの点検、捜索や救助といった作業にも使われているらしい。

【KAZの視点】二足歩行ロボットとは異なり、対角にある二本足は常に接地しているので安定。

【今日のダジャレ句】 まるで犬 四足歩行 観測し

2023年6月21日 (水)

リーススターライト(No.5829)

Img_7483 写真のような商品。

点灯するとボールの内側に星が浮かび上がるSPARKLEストリングライトが特徴。

ボールの内側には特殊なホログラムの加工がしてあり、小さなLEDの光を素敵に変化させる。インテリアのアクセントにぴったりなリース。光の屈折によって星の模様が浮かび上がり、角度によってはいくつかの星が見えたりする不思議なライトを採用している。現物を見てどんな仕組みなのだろうと思いを巡らせましたが分からず、担当者に中をばらしてもらい納得。使用している電球は何の変哲も無く、球体の内側に光を拡散する仕掛けがあるとは。

【KAZの視点】種明かしを聞くのは簡単、最初に原理を考え出した人はすごい。

【今日のダジャレ句】 球内で 星形光る 旧で無い

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