技術

2024年9月 5日 (木)

セキュリティーゲート(No.6092)

202407071115530 写真のような外観のゲート。

ビジネス街の雑居ビルの地下入口で遭遇、開放感がある洗練されたデザイン。

4か所黒く見える上部はQRコードの読み取り口で、「QRコードをかざす時は読み取りカメラから10cmはなしてください」と表示されている。腰の高さにある観音開きの透明な扉は縁取り部にブルーのライトがついて識別性をあげてある。一応「開閉するドアにちゅうい」の警告表示がある。頑丈なゲートでは無いのでチカラをかければ開けることも可能だろうがセンサーが反応して警備員が駆けつけるはず。ガードマンが付いてチェックしていた頃が懐かしい。

【KAZの視点】顔認証等が進み、ゲートが無くなり電磁バリアとなる日も近いか。

【今日のダジャレ句】 認証し 通過許可する なんつーか (>_<)

2024年7月 9日 (火)

オルフェウス奏多(No.6057)

Img_4207 高級ブランドオルゴール。

シリンダーでもディスクでもないこれまでにない第3のオルゴール。

櫛歯を響くピンは、電子制御によるもので、スピーカー音では味わうことのできない、プロダクトそのものが共鳴するオルゴールの生演奏をゼンマイを巻かずに何時間でも楽しめるとのこと、曲数は150曲。天童木工による美しいフォルムと共鳴機能を兼ね備えたこれまでにない共鳴台を採用し、その調べは、はるか彼方から届いた神様からの贈り物。そんな思いが込められ「奏多-KANATA」と名付けられたらしい。メーカー希望小売価格は143万円。

【KAZの視点】ピンは電子制御の、振動板は熟練のオルゴール職人の産物で、その合体品。

【今日のダジャレ句】 オルゴール 彼方のレベル GOALかも

2024年6月27日 (木)

超電導コースター(No.6052)

202406261412520 超電導体の特性が学べる実験。

磁石が敷き詰められたレールの上を超電導体(写真中央)が浮いたまま進む様子を見て楽しめる。

リニアが磁石に利用している超電導体(特殊な合金)と液体窒素を使った実験コーナー。マイナス196℃まで冷却された超電導体が、磁石でできたコースの上を浮いたまま走る不思議な現象を見ることができる。なぜ浮くのか、なぜ逆さまになっても落ちないのか、なぜコースから離脱しないのか、説明を受けて何となく理解した気持ちになるも不思議。抵抗が無いので最初のスロープを自重で降りる際のスピードが維持される。山梨県リニア見学センターで遭遇。

【KAZの視点】ジェットコースター然とした装置は見る者の興味を惹く、流石の実験。

【今日のダジャレ句】 超電導 殿堂入りか コースター

 

2024年6月 4日 (火)

Hapitoma栽培技術(No.6038)

202405171303340 高品質、高機能トマト栽培。

「農業の新しいStandardをつくる」をビジョンに開発されたデータドリブン農業。

AIやビックデータ、 光学センサ等を用いたトマト栽培の様子。カメラで常時監視され自動で潅水されるAI灌水装置、自立走行するUGV(unmanned ground vehicle)を活用して現地に人が赴かなくとも状況を観察するシステム、等で構成される。立体データに加えてハウス内の環境データを組み合わせ、栽培シミュレーションと遠隔制御を可能としているもよう。まさに従来の農業から脱却し、最新技術をふんだんに活用している。

【KAZの視点】農業と工業、それぞれの技術を融合させ、そこに流行のAIを投入か。

【今日のダジャレ句】 灌水や 生育把握 完遂し

2024年5月20日 (月)

INSTAX Pal(No.6029)

202405161215050 小型でキュートなカメラ。

INSTAXデバイス史上最小サイズ。持ち運びしやすく、どこでも気軽に撮影できる。

撮影画像はINSTAX Pal専用アプリに、チェキフレーム付きで自動転送できる。撮影した写真をスマホプリンターINSTAX Linkシリーズでチェキプリントできるのが最大のウリ。その他にスマホでワイヤレスにリモート撮影可能、広角レンズだから近くに置いても大人数のセルフィーができ、背景までしっかり写せるとのこと。機能を分担することで様々な楽しみ方ができ、それを提案しているのは流石。デジカメが普及しても銀塩写真の技術は生きている。

【KAZの視点】その瞬間を映像として残す技術や道具は普遍的な価値があり今後も進化する。

【今日のダジャレ句】 超小型 記録を残し 広く分け

2024年4月29日 (月)

ワイヤレス連動式センサーライト(No.6017)

202404291629490 写真のようなLEDライト。

「一台光ると二台目も光る」とPRされている防犯用ライト。

例えば不審者が家に近づいた時、家の周りのセンサーライトが一斉に反応すると、威嚇効果を高めるだけでなく、死角がなくなることで防犯効果を高められる。台数を増やしたシステムはそれなりに価値が出そう。「人感センサー」により自動点灯するのは当たり前となったので更に連動機能を付加したもの。本製品の場合、洗濯ばさみの親分のような形をしており、既にある構造物をグリップする形態でセットできるのがウリ。各社様々なタイプがある。

【KAZの視点】泥棒さんは夜活動することが多いので防犯用の照明は効果的と言える。

【今日のダジャレ句】 泥ちゃんは 点灯により 転倒か (>_<)

2024年2月15日 (木)

水素シャトルバス(No.5976)

202402051756040 写真のような特別仕様のバス。

東京駅と竹芝地区や東京タワーをJR東日本が無料で巡回運行している、東京駅で遭遇。

燃料電池バスとは水素をエネルギーにして発電しながら動くバス。エンジンが無いのでバスの中も外も騒音が少ないらしい。「脱炭素社会」への貢献、環境優位性向上等を目指し試験運行中。外観は「水」をイメージした青いデザイン、2台あり「SDGs デザイン」と「ゼロカーボン・チャレンジ 2050 デザイン」を期間限定でラッピング、写真は後者。窓がブラックで外側から内部を見にくいのが興味をそそる。静鉄バスも採用しており本ブログで12月に既報。

【KAZの視点】遭遇した際は時間が無かったが、次回は実際に乗車してレポートしたい。

【今日のダジャレ句】 水素バス 無料運行 感無量

2024年1月23日 (火)

ARISA(No.5962)

202312291529370 人型AIロボット。

対話型案内ロボット、近鉄奈良線大和西大寺駅構内で遭遇。

マイクを通した音声とタッチパネルを介した画像による受付案内機能はもちろん、ユーザーに楽しんでもらうエンターテインメント性を意識した様々な機能を実装しているもよう。乗り換えや駅構内の情報、観光スポットなどをタッチパネルを通して入手する物はいたる所にあるが、人型ロボットは珍しいかも。滑らかに動く様子は存在感も抜群で、利用者に興味を持たれ親しまれるように、雑談や記念撮影といった楽しんでもらえる機能も備えているらしい。

【KAZの視点】目の中のディスプレイが表情を作り、見つめられている気にさせるのは流石。

【今日のダジャレ句】 ロボットに 雑談させる 決断し

2023年12月 7日 (木)

FCバス(No.5942)

202312011107460 最近、静鉄に導入されたバス。

しずてつジャストラインが静岡県内で初めて導入した、水素で走るFC(燃料電池)バス。

脱炭素社会の実現に向けた取り組みの一環で、二酸化炭素(CO2)排出量の削減と地域社会で水素を利活用する機運醸成を図るのが目的。FCバスは東京都や愛知県など大都市圏で導入事例があるが、地方都市では異例で県内バス事業者で初めてとのこと。トヨタ自動車製で、1回30分の水素充塡で約220キロを走行できる。11月中旬から運行開始、路線バスとして主に市中心部で使用するらしい。外部給電機能を備え、4人世帯の20日分の電力を供給可能とのこと。

【KAZの視点】ピカピカの外観でデザインもおしゃれな印象、実際に乗車してみたいもの。

【今日のダジャレ句】 新型は 燃料電池 認知され

2023年11月16日 (木)

地震対策技術展示(No.5930)

202306171300120 模型の建物を揺らしてみせる展示。

左から順に免震建物モデル、制振建物モデル、耐震建物モデルと明示されている。

日本では昔から地震に耐えられる建築技術が研究されている。地震で壊れないように建物を頑丈に造る「耐震構造」と、建物側で地震の応答をコントロールする「制震・免震構造」がある。耐震構造の研究開発は100年以上の歴史があり一般的。制震・免震構造は80年代から実用化が進んでいるとのこと。中央の制振モデルは最上階の青色に着色された水が揺れのエネルギーを吸収し制振に寄与している様子が見られて面白い。港区みなと科学館で遭遇。

【KAZの視点】背景に写真を使い、都内では技術採用が進むことを印象づけている。

【今日のダジャレ句】 対策の 技術が進化 大作に (^_^)v

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