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2023年9月19日 (火)

透明ディスプレイ用途展示(No.5896)

202306161240590 将来の可能性をイメージさせるもの。

電車の窓に透明ディスプレイを採用し、天気予報やニュースなどの情報を流すデモ。

透明なディスプレイの活用方法があれこれと試行されている。本件実用化されれば乗客にはうれしいサービスかもしれない。何せ外の景色を眺めながら必要な情報を同時にゲットできる。ちなみに透明ディスプレイの原理は、網戸と同様に、格子状に抜けた部分を通じて背景の景色が見える仕組で、RGBの色のついたセルと透明画素を交互に配置することで、オフ時には透明部分を通して背景が見える。今後どのような分野に使われるか、使命を問いたい。

【KAZの視点】対面販売やチケットセンターなどのパーテーション部分に採用実績はある。

【今日のダジャレ句】 透明の 表示装置に 問う命を

2023年9月16日 (土)

遺構の展示(No.5894)

202308041101570 写真のような展示。

背景に実物大と思われる写真、手前に彫刻等の実物を配置。古代メキシコ展で遭遇。

誰でもできることなら現地に行き、生で遺跡を見て感じたいもの。通常はお金と時間の制約があり、現実化できる人は限られる。展示会の主催者としては、できるだけリアルに実感できる仕掛けを考えている。本事例のように現地での規模感を高い壁に掲示された写真で味わい、構成物として現物を目前で見られれば、満足度は増す。それぞれの彫刻はどんな意味を意味を持ち、全体としての配置はどのように決められているのか、解明するのは考古学者のロマン。

【KAZの視点】VRもひとつの技術だが本件のようなアナログの魅力は大きい。

【今日のダジャレ句】 遺構見に 写真現物 さあ行こう

 

2023年9月 9日 (土)

プラットフォームの色分け表示(No.5890)

202305291046010 写真のようにカラフルに表示されている。

異なる三つの路線に使われており、赤・青・緑で表示。黄色は下車ライン、大阪駅で遭遇。

都会のターミナル駅ならでは現象。撮影した際はラッシュアワー時間帯で無かったのでラインや系列表示、足跡マークが見られますが、混雑時はとても見えない状況と推測される。「色分け」は人間にとってとても有効な方法で感覚的に選択ができる。黄色を降車エリアとして確保してあるのは賢明でこれを鋏むカタチで三色のラインが並ぶ。青:緑:赤の比率は1:1:2となっており、これが輸送力の比率と考えられる。田舎ではとても見られない状況。

【KAZの視点】足跡の描かれている間隔は標準的な日本人の体型から割り出している?

【今日のダジャレ句】 色分けし 行動規制 誘導し (^_^)v

2023年8月26日 (土)

犬の目印(No.5878)

202307231248550 写真のような動く看板?!

ドッグランの入り口にあった目印、足の部分がプロペラ状になっている。

風が吹くとこの部分がクルクルと回り、犬が走っているようにみえる。単に文字やイラストでアピールするより数段効果的。それも動力源を持たず、自然の力を利用しているのでまさにSDGsの流れに沿っている。猫と異なり犬は動き回るのが本分、その特徴を現わすには走っている姿を再現しようと担当の方が考えたのか。ひょっとしてこの場所で遊ぶ犬君達は、このモデルに負けまいと一生懸命走り出すかも。プロペラの羽根を足に見立てた点がミソ。

【KAZの視点】これを見た猫は共感ができず、更に家の中に引き籠もるようになるかも。

【今日のダジャレ句】 プロペラを 足と見做せば 皆成果

2023年8月12日 (土)

表裏一体新聞(No.5868)

230811 昨日の静岡、山梨日日新聞の協同企画。

山の日、世界遺産登録10周年企画、「裏技で読もう!表裏一体富士山文化遺産」とPR。

31面には静岡県富士宮市上空から、32面には山梨県忍野村上空から撮影した写真が掲載されており、31面を背後から光を当てて見ると解説文字が浮き上がり、重なった富士山の表裏を同時に見ることが出来る。解説文字には「富士山を裏側から眺めてみよう・・・今、思いを新たにし表裏一体 守っていこう」とある。どちらの県から眺める富士山が表だ裏だとの論争はやめようと両新聞社が企画した紙面。もちろん山梨日日新聞の紙面構成は静岡新聞と逆。

【KAZの視点】メッセージ文を左右反転印刷し、裏面から見ると浮き出るのがミソ。

【今日のダジャレ句】 新聞の 表裏を使い 本分か

2023年7月11日 (火)

通路壁の地図表示(No.5844)

202305070945460 同じ地図が左右の壁で逆さに表示。

地下鉄の通路で遭遇、出口の表示と近辺にある主要施設の地図が互いに反転している。

カーナビの地図は自車の進行方向が上に表示されるのが標準。垂直面に描かれた地図の認知方法は足元に近い下方が手前、足元から離れる上方が向こう側となっているためと思われる。観光地等でも基本は同じですが、掲示場所で変えるのは負荷になるため、たまに統一された同一の地図を各所で使っており、混乱することもあります。昔「話の聞けない男、地図の読めない女」という本がありましたがこのへんの理屈も男性にはしみついているのかも。

【KAZの視点】空中に矢印表示が出るとか、将来は地図に変わる機能が生まれるかも。

【今日のダジャレ句】 地図表示 腑に落ちずとは 言わせまい

2023年7月 4日 (火)

漫画パネル(No.5838)

Img_7753 記念撮影用パネル。

客自らが将軍となり、出陣ポーズを決めての撮影が楽しめる。岡崎城で遭遇。

オカザえもんや、岡崎城オリジナルキャラクターと一緒に漫画の1コマを完成できる。通常の顔出しパネルと異なり、背景に一枚効果音を示すパネル(壁)があり、当事者を鋏んで二枚のパネルで画面を構成するのがミソ。全体として漫画本の1ページを構成するもので漫画好きには容易に受けいれられそう。撮影した写真は立体視できないが、被写体としては奥行きのあるものになるのは間違い無い。くり抜き部が広いので複数人での撮影も可能かも。

【KAZの視点】世界に知れ渡る漫画文化のある日本ならではの発想か。

【今日のダジャレ句】 ミス無いか 漫画の一部 万が一 (^_^)v

2023年6月24日 (土)

MIRAREF(ミラリフ)(No.5832)

202305301328010 ミラー型サイネージ。

パッと見るとデジタルサイネージ、近づくと鏡に変化!マルチメディア梅田のトイレで遭遇。

人感センサー搭載のサイネージシステムで、普段はモニタ全体にコンテンツを表示、人が近づくと映像が小さく切り替わり、四隅へ移動する。鏡として使用する時も快適に使える仕組み。パッと見るとデジタルサイネージ、近づくと鏡に変化する仕組みにビックリ。見る人に驚きと感動を与える新しい広告プロモーションの形とPRされている。広告の注目度と認知度の向上も見込めるとのこと。トイレに使うと女性・男性で確実にセグメントが切れるのもウリとか。

【KAZの視点】「注目の日本初!センサー切替システム搭載ミラー型サイネージ」ともPR。

【今日のダジャレ句】 ミラリフは 鏡とテレビ 見られる利

2023年5月23日 (火)

空気品質表示(No.5808)

202305060724540 写真のような状況。

タクシー内にセンサー(メーター横)があり、その結果を上部表示器で示している。

コロナ禍の大きな産物。空気は人が1日のうちに最も多く取り入れる物質で、人の「健康」や「生産性」をも左右する大切なもの。良い空気が得られるのは当たり前ではないのでしっかり配慮しよう、という機運となりました。温度、湿度、二酸化炭素、清浄度などについて、人を取り巻く空気の質を健康や快適さの視点から評価する機能が拡がっている。特にタクシーのような乗り物では閉鎖空間に滞在するので乗客としては安心した気分になれる。

【KAZの視点】定量化されておらず判断基準も曖昧だが「良質」と表示されれば満足。

【今日のダジャレ句】 室内の 品質表示 失度無い

2023年5月 9日 (火)

桐子のミイラ(No.5798)

20230507102201 写真のような顔モデル。

動く仕掛けにした特殊造形、スイッチを押すと右下のように変身する。

顔がみるみる変化するさまを、CGではなくアナログな手法を用いて表現している。家庭用の掃除機を使って吸引し、ゴム製の頭部を内側の骨格部分にピタッとはりつかせる仕組み。弾力をもって膨らんでいると若々しいが、肌が弛んで骨格が露わになると老人になる。「岸辺露伴は動かない展」で遭遇、こだわりのNHK裏方スタッフに拍手。CGを使えば容易にできる映像を実写にこだわった模様。実際に人間の老化現象を分析して思いついたかな。

【KAZの視点】老人の顔は逆に膨らませれば若返る、美顔法に適用できないものか。

【今日のダジャレ句】 顔の張り 年齢変化 判例に

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