西地中海クルーズ特集

2013年6月30日 (日)

船内(30)『船内情報』

30dsc_40045eキャビン(客室)内のディスプレイ。

最初に言語を選択、その後自分が欲しい情報を引き出したり映画やTV番組が楽しめる。

言語はヨーロッパの船らしく、英語、イタリア語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、の6つが選択肢、日本語が無いのは仕方ない。地図を呼び出して現在位置を確認したり、寄港地でのオプションツアーを探したりできる。また世界各国のテレビ番組を見ることもできる。流石に最新技術が反映されている、残念なのはディスプレイが日本製でなかったことです。

【KAZの視点】翻訳機能がつき世界中の言語に対応可能な情報端末になる。

【今日の一句】 いつの日か 言葉の壁を こえる時

※今回をもって「西地中海クルーズ特集」全94件は終了です。

2013年6月29日 (土)

船内(29)『洗濯サービスのタグ』

29dsc_40019e写真のオレンジ色のタグ。

洗濯後も依頼主が確実に管理できるしくみ。小さくても目立つナンバーがついている。

このタグに要求される条件は、洗ってもはがれない、人が剥がそうとすると容易に剥がれる、剥がした後素地を傷めない、小さくても目立つ・・・ですが、これらを全てクリアする仕組みは凄いと思いました。何千人も乗船している船の洗濯処理工程を見学してみたかったです。ちなみに”洗いあがり”はそんじょそこらのクリーニング店とは異なる素晴らしさでした。

【KAZの視点】個々人の認識番号を上着に付けて管理する仕組みで使える(?_?)

【今日の一句】 要求は 剥がしたくない 剥がしたい

2013年6月28日 (金)

船内(28)『ロゴグッズ販売』

28dsc_30407e

船内ショップの人気店。

船会社のロゴがついたグッヅ、マスコットやトレーナー等が売られている。

テーマパークではお土産品で儲けるビジネスモデルができている。クルーズの場合も乗船記念のグッズのニーズはあり、あれこれ提供されている。キーホルダーやTシャツなどは定番ですが、船員帽や船のミニチュアが特徴的。観光地では土産物店に入る時間帯は限られますが、船旅では旅行期間中いつでも立ち寄れるので乗客にとっても店にとってもありがたい。

【KAZの視点】国際線の飛行機の中にもロゴグッヅショップができないかな。

【今日の一句】 旅行中 お店も共に 移動する

2013年6月27日 (木)

船内(27)『写真展示即売』

27dsc_30398e撮られた写真が展示される。

船内各所でプロのカメラマンが乗客にポーズをとらせて撮影したものを販売するシステム。

撮影した写真全てが展示されるが売れるのは一部だけという仕組み。我々も記念に購入しましたが少々お高い。売れる保証がないので、埋没する写真も多数出るわけで、その分上乗せされてしまうからです。でもこの船に乗らないと決して撮ることができないものであり、特に船長との記念撮影やフォーマルドレスコード時の写真はそれだけの価値があるので仕方ない。

【KAZの視点】ディスプレイで表示し、購入希望品だけ写真にすれば安くなるはず。

【今日の一句】 写真撮り お金取られて 価値を獲り

2013年6月26日 (水)

船内(26)『消火設備』

26dsc_30379eデッキに設置された消火設備。

上部屋外デッキにあった消火用設備。真っ赤に塗られておりすぐにそれと分かる。

船で最も恐れられているのは「火災」だと聞きました。レストランの厨房では直火は使わず、電子調理具が採用されているとのこと。確かに洋上で火災を起こしたら消防船がすぐにとんできてくれるわけもなく、何とか未然に延焼を防ぐことを考えざるを得ない。幸い水は無限にあるので有効に使えるはず。船は「地震」や「雷」より「火事」が恐いと知りました。おやじはどうかな?

【KAZの視点】料理に直火を使わないトレンドは陸上でも進む。

【今日の一句】 洋上で 火事ほど恐い ものはなし 

2013年6月25日 (火)

船内(25)『傾いたディスプレイ』

25dsc_10368e写真のような表示画面。

船内情報や寄港地の観光情報が流れる。水平でなく約10度くらい傾いている。

船内各場所で大型液晶画面を使った案内画像が流れていました。大半は水平に設置されていたのですが、これだけは斜め!壁に斜めに引かれた線に沿って取り付けられているので意図的にそうされたと分かる。デザインというのは通常の概念を崩す点に価値があるともいえ、このような試みがなされる。ちょっと見にくいと感じた方は通常の設置をありがたいと思うでしょう。

【KAZの視点】街角の看板を思いっきり斜めにすれば認知効果が上がろう。

【今日の一句】 ディスプレイ しゃに構えれば 人目引き

2013年6月24日 (月)

船内(24)『障害物の手すり』

24dsc_10336e甲板にある支柱の手すり。

船の煙突を覆う装飾部を支えるために必要な支柱、これに乗客がぶつからないような配慮。

障害となるものには不注意でぶつかることもある。ぶつかっても大丈夫なようにクッション材で障害物を覆うこともあり得る。しかしそれでは無粋なので、このように手すり状の枠で周りを囲ったのだと思います。このようにすればぶつかってもさほど痛くはないでしょうし、この手すりに寄りかかって会話する場にも利用できる。ということでなかなかおしゃれな配慮です。

【KAZの視点】相撲のテッポウやボクシングのサンドバッグ機能を付けるとよい。

【今日の一句】 手すり付け 邪魔物使う 余裕見せ

2013年6月23日 (日)

船内(23)『紙ふぶきの仕掛け』

23dsc_10262e担当者が機を見て作業する。

圧力をもった気体が吹き出し、細かな紙が空中に吹き上げられる。紙は逐次補充される。

出航前のセレモニー、シャンパン割りの直後に華々しく紙ふぶきが舞いました。仕切り壁の手前で待機していた担当者がボンベのバルブを開け、吹き出しノズルの方向を変えながら参列者の頭上にまんべんなく吹き上げます。足りなくなると箱の中に補充、私たちは客室から作業の一部始終をこのようなアングルで観察でき楽しめました。とにかく裏方さんは大変です。

【KAZの視点】紙ふぶきに一部お札が混じっていれば興奮の度合いは高まる♪

【今日の一句】 紙ふぶき 裏方さんは 気を使い

2013年6月22日 (土)

船内(22)『シャンパン割』

22dsc_10253e船の進水式での儀式。

写真の右側のテープで岸壁から支えられている。テープが切断されると瓶が船体にぶつかって割れる。

生まれて初めて「シャンパン割」なる儀式を目撃しました。造船所を出航する処女航海だったからこそでラッキーした。元は海賊や天候に対するおそれからいけにえを捧げる意味で赤いワインを使ったそうです。今はシャンパンとなっていて、日本では日本酒を使うところもあるらしい。たまたま我々の部屋がシャンパンを取り付けた場所のそばだったのでじっくり鑑賞できました♪

【KAZの視点】日本の儀式「くすだま」の中にシャンパンを入れておく案はどう?

【今日の一句】 シャンパンで 船の安全 割り増しし

2013年6月21日 (金)

船内(21)『ウィンドウォシャー』

21dscf1888e自動的に窓を洗う仕組み。

窓枠の中に組み込まれたノズルから洗浄用の水が噴き出す。下方に見えるのは水平線。

船内のレストランで食事をとっていると、急にシャワーが出てきてビックリ。定期的に窓を掃除するようです。何せ洋上では塩分を含んだ潮風に吹きさらされていて、定期的に洗い落とさないと窓ガラスが曇ってしまうのでしょう。といって外には足場も無く停泊中の陸側であれば拭き取る手段もあるでしょうがそれもままならず、このような機能を予め搭載しているわけです。

【KAZの視点】光触媒を用いた洗浄技術がこのような窓で採用される。

【今日の一句】 問題は 水で流して スッキリし

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