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2023年11月

2023年11月30日 (木)

防災非常用電源(No.5938)

202305071042130 写真のような設備。

商業ビルのフロアの一角に設置されており、非常時の電源確保を可能にする配慮。

本BOXは通常は鍵がかかっているが、停電時にロックが自動解除され、下部にある窓部の照明が自動点灯する。開けると中には大容量充電バッテリー、多機能LEDライト、充電用太陽光パネル、USBハブや電源タップ、各種規格のモバイル充電ケーブルが入っている。大規模地震で停電が起きた際、イメージすれば容易に分かる欲しいものを愚直に準備している。都会では人が多く災害時パニックが懸念され、本設備が増える事が望まれる。BPS=Back-up Power Station

【KAZの視点】まずは大半の人が持っているモバイル機器を使える状況を確保する狙い。

【今日のダジャレ句】 非常時の 電源確保 宣言し

2023年11月29日 (水)

謎肉まみれ(No.5937)

202311272016070 写真のようなカップヌードル。

通常品の約4倍量の謎肉がごろごろと入った「カップヌードル」。

「おなじみのオリジナルスープに染み出した謎肉のうまみが食欲をそそる」とPRされている。他に「エビまみれ」「イカまみれ」もあり、具材を豊富にする商品戦略か。昔に比べて大きめのブロックで”謎肉”が製造できるのは技術の進歩でしょう。”人工肉”と呼んでしまうと興ざめなので”謎”を冠したネーミングとなっている。「謎肉特化型、だからエビなし!」と記されており、従来品の特徴であるエビがないのは少々寂しい気もするが・・・

【KAZの視点】麺と謎肉の比率を反転させ、「ヌードルまみれ謎肉」にしたらもっと売れる?

【今日のダジャレ句】 謎肉に まみれた麺は 憎めんネ (^_^)v

2023年11月28日 (火)

リトルフリーライブラリー(No.5936)

202310131344460 写真のようなミニ図書館。

郵便ポストのような木箱に、10冊から20冊程度の本を並べて私有地に設置するもの。

本事例の場合は「Tiny Free Library(私設図書館)」とあり、「あなたの分かち合いたい本を置いて下さい」「あなたが読みたい本をどうぞお持ち帰りください」と表示されている。2009年にアメリカで始まり、日本でもゆっくりと浸透しつつあるらしい。無料で、何冊借りてもよく、返却期限もなく、誰でも自由に借りられ、誰かとシェアしたい本を寄贈するシステムはコミュニティに受け入れられやすいのでしょう。無駄を無くす一つの方法か。

【KAZの視点】デジタルの力を借りずにマッチングの効率は追求しない事例と言える。

【今日のダジャレ句】 ライブラリー ぶらりと出会う 良き本に

2023年11月27日 (月)

エアカロリーステップ(No.5935)

202311272016290 写真のような道具。

新感覚!!回すだけのお手軽なわとびエクササイズ♪とPRされている。

カウント機能付きで、ジャンプ回数・カロリー・距離などを計測できるらしい。なわがないので省スペースで使用可能、安全性にも配慮したエクササイズグッズと表現されている。マンション住まいにも嬉しいアイテムで、ジャンプで全身運動に効果的とか。要は縄が無く持ち手だけの道具なのでひっかかって止まることがない、近辺に物が置かれていても気にならずに縄跳びトレーニングができる。いわゆる”レス化商品”か。達成感はあるのかしらん?

【KAZの視点】少しでも原材料費を減らすべく、縄の部分を無くしたのかも。

【今日のダジャレ句】 なわとびの なわをなくして わなわなと (>_<)

2023年11月23日 (木)

浮世絵摺り体験(No.5934)

202306281105010 写真のような体験施設。

「一枚に五色を重ね摺りします」と表示。版とローラーとバレンを使って体験できる。

浮世絵は、「絵師」「彫り師」「摺り師」の共同作業で完成し、木版による版画であることは浮世絵の大きな魅力らしい。その「摺り」の体験ができる。岡崎城5階で遭遇、版の内容は適宜変更されるとのこと。絵の具の塗り方・バレンのこすり方・圧力の加え方などの違いにより、仕上がりに個性が出る。浮世絵の中の「摺り」の重要さを体感でき、完成品はお持ち帰りできる。単なるスタンプをもらうことより価値がある。各地で類似のサービスがあるもよう。

【KAZの視点】アナログによる再現生のばらつきはデジタル社会にはない魅力といえる。

【今日のダジャレ句】 浮世絵を 摺りで体感 刷り込まれ

2023年11月22日 (水)

ポイントマッサージストーン(No.5933)

202305281401290 写真のような妖精の形をした蓄熱石。

これで体を温めると、筋肉と心もリラックス。 HUKKA ポイントマッサージソープストーンが正式名。

28億年前にフィンランドの地で生み出された天然石ソープストーンならではの手触りと落ち着いた風合いで、小人達がほほえんでいるのも可愛らしい。インテリアオーナメントにも使える、その特徴を生かし、お顔の筋肉を温めてたり、冷やしたりしながらほぐしてリラックス。温めて血流を良くし、体にたまった老廃物を流すために使用するとのこと。密度が非常に高く、オイルや皮脂の汚れも浸透しにくいため、いつでも洗えお手入れも簡単らしい。

【KAZの視点】現地で採れる天然石と、伝統文化の妖精が商品価値を上げている。

【今日のダジャレ句】 妖精は 天然石を 要請し (>_<)

2023年11月21日 (火)

家康ガチャ(No.5932)

202308101639040 写真のような状況。

書店内の「どうする家康」コーナーでチョットしたグッヅがカプセルで売られる。

内容物は、「エコトートバッグ」か「缶バッジ2枚セット」のいずれか。大河ドラマ「どうする家康」のロゴが明示され、関連書籍の山の隣で1回500円で販売されている。大河ドラマの経済効果が大きなコトは有名ですが、ここへきてのガチャブーム、それらをコラボさせない手はないと企画されたのでしょうか。ドラマが終了する年末までの勝負ですが、ガチャブームが続く限りは同様の事象は出現しそう。カプセルに入れば何でも売れるとはガチャは凄い発明です。

【KAZの視点】予め決まったものが出てこないよう最低限二種類は準備する必要ありか。

【今日のダジャレ句】 大河ネタ ガチャも登場 他意が無い

2023年11月20日 (月)

初心者用ルービックキューブ(No.5931)

202309261311030 写真のようなパズル。

左側は「ルービックフラット3×1」、右側は「ルービックキューブ2×2ファースト」。

爆発的にヒットしたルービックキューブは3×3×3でしたが、上記のように3×1や2×2は明らかに易しいと想像できる。これらに反し難度を上げたモノは、4×4×4や5×5×5があり共に人間の性を感じる。前者はまずは簡単なもので達成感を味わい徐々に挑戦したい人向け、後者は自分の力量はそんなものではないと燃える方向け。苦手意識のある私はいずれも体験しておりませんが、このようなパズルの魅力に取り憑かれたは少なからずおられよう。

【KAZの視点】「〇×〇×〇」の〇の値は5が限度か、まだ上げられるものか?

【今日のダジャレ句】 ルービック ファンの楽しみ ビックリだ (>_<)

2023年11月16日 (木)

地震対策技術展示(No.5930)

202306171300120 模型の建物を揺らしてみせる展示。

左から順に免震建物モデル、制振建物モデル、耐震建物モデルと明示されている。

日本では昔から地震に耐えられる建築技術が研究されている。地震で壊れないように建物を頑丈に造る「耐震構造」と、建物側で地震の応答をコントロールする「制震・免震構造」がある。耐震構造の研究開発は100年以上の歴史があり一般的。制震・免震構造は80年代から実用化が進んでいるとのこと。中央の制振モデルは最上階の青色に着色された水が揺れのエネルギーを吸収し制振に寄与している様子が見られて面白い。港区みなと科学館で遭遇。

【KAZの視点】背景に写真を使い、都内では技術採用が進むことを印象づけている。

【今日のダジャレ句】 対策の 技術が進化 大作に (^_^)v

2023年11月15日 (水)

NORSU(ノルス)(No.5929)

202305281420460 写真のような商品。

フィンランドからやってきた可愛いゾウの貯金箱、エレファントバンク。

スウェーデンの銀行が子供向けのノベルティとして1970年代に作ったもの。ノベルティ利用が少なくなった後も人々に愛され現在もフィンランドで製造されているとのこと。ゾウと言われれば認識できるレベルの短い鼻ですが、デザインのシンプルさが好まれるのかも。ノルスはフィンランド語で”象”のことで、象は記憶力が良く”貯めたお金を忘れない”という意味が込められ、北欧では縁起物らしい。貯金箱そのものの需要も減る中、個性的で健闘している。

【KAZの視点】50年の歴史の重さを感じる。今、類似のものを新規に作っても売れなかろう。

【今日のダジャレ句】 象さんを 今後できるか 増産を (>_<) 

2023年11月14日 (火)

客寄せオブジェ(No.5928)

202307231038240 写真のようなマネキン風人形。

マリリンモンローとおぼしき女性が一瞬のポーズで店頭に立っておられる。

旧軽井沢のアメリカン雑貨のお店、PARADISEさんで遭遇。まずはお客さんに立ち寄ってもらうことが大事。有名なシーンを再現すれば誰でも関心を持つはず、それも静的ではなく動的な一瞬を再現すれば大抵の人は引きつけられるはず。着色するとくどくなるので、目元と口だけ筆が入っているのかと思いきや過去にはもう少し着色されていたもよう。軽井沢でマリリンモンローのいる雑貨屋さんといえば、ココが思い浮かぶ人もいるのだとか。

【KAZの視点】最新式であればAIを使った動くマリリンも可能だが、アナログも味がある。

【今日のダジャレ句】 マリリンの 客寄せポーズ よせやい と (>_<)

2023年11月13日 (月)

フルーツおはぎ(No.5927)

202310131629210 写真のようなお菓子。

ふつうのおはぎとは異なり、フルーツや餡を使って彩りよく作られたケーキ風和菓子。

浜松の春華堂にて遭遇。「"伝統"のおはぎに 旬の素材で"革新"を。素材と餡両方の味わいが引きたつ新しい味わいを求めて開発されたおはぎは、見た目にもケーキのような華やかさになりました」とPRされている。”紅はるかのスイートポテト仕立て”や”巣ごもりモンブラン”などがラインナップ。おはぎと言えば餡を外側にまくのが従来品ですが、本件は上に乗せている。他社の同名商品ではフルーツを中に入れているのもあるらしい。食べてしまえば同じかな。

【KAZの視点】ケーキより小型化でき販売価格をを下げられるのが特徴の和風ケーキか。

【今日のダジャレ句】 新和菓子 餡使い方 案を出す

2023年11月 9日 (木)

アーチ構造の実験(No.5926)

202310291145350 写真のような体験イベント。

ブロックを使ってアーチ橋を作り、最後に下部の受け板を除いて完成させる。

10月のFujiedaワールドフェスタの屋外会場で遭遇。建設機材等を展示し、子ども達に普段は味わえないことを体験させる試み。アーチ橋の場合両側から水平に近い形で支持し中央の桁は落下してしまう気がするものですが力学的にはバランスして橋として成立する。その原理を小さなモデルで実感することが可能。もしもこの体験をした子供が土木建築に興味を持ち、将来技術者になって活躍してくれれば本企画をされた方達には嬉しいことでしょう。

【KAZの視点】親子で共有体験をさせるのは家庭での会話にも繋がるので好ましい。

【今日のダジャレ句】 アーチ橋 作ってみれば 興が乗る

2023年11月 8日 (水)

生八つ橋グミ(No.5925)

202309130850110 写真のような商品。

あんこを使用したあんこグミを、ニッキ味の皮をイメージしたグミに包んで食べる。

旅行気分を味わえるお菓子をコンセプトに、「京都銘菓おたべ」監修のもと再現にこだわった生八つ橋風のグミとPRされている。写真左上のように個別のものを挟んでそれらしくする。見た目と味の再現度が本物そっくり!とSNSを中心に話題になったらしい。八つ橋と言えば昔は硬かったのに今や生が主流でバラエティーに富んでいる。グミメーカーもそこに目をつけ開発したのでしょうか、最近は生八つ橋の中でも人気の抹茶味が新登場したとのこと。

【KAZの視点】元の素材二種共にグミ化した点がミソ、饅頭やおはぎなどもグミ化するかな。

【今日のダジャレ句】 八つ橋の グミがなれるか 勝ち組に

2023年11月 7日 (火)

長く緩やかな階段(No.5924)

202310311334410 写真のような階段。

中央に自転車用のスロープがあり、緩やかだが長い階段。某私鉄駅で遭遇。

地下駐輪場や跨線地下道では見かける階段ですが、これだけ広い幅で長い階段は珍しい。途中で一息つけるように踊り場が二か所ある。全てスロープとすると人が上りにくくなり、階段だと自転車が上りにくくなる。さしずめハイブリッド方式といった感じ。本階段は跨線橋を駅の両サイドを行き来できる自由通路化するために考えられたもので少々スペースは必要だが使い勝手を優先した結果と言える。スペース効率を二の次に人間にやさしくを優先したもの。

【KAZの視点】 機械化するにはエレベーターとエスカレーターの二つの選択があるが・・・

【今日のダジャレ句】 上り下り 坂と階段 会談し (>_<)

2023年11月 6日 (月)

クリップライトSAKUTO(No.5923)

202310131641240 開閉で照射範囲が変わるライト。

花のような外観をしており「咲く」「灯」からKASUTOと命名されたらしい。

とてもユニークな外観のクリップライトに興味を引かれる。中央にあるように折りたためば周囲全体を照らす全方位照射に、左右にあるように花を開けば前面照射になる。パッと咲くライト「サクト」とPRされている。これも灯りのLED化の産物で旧来のライトの仕組みでは実現できなかった商品。殺風景な照明より、遊び心のある照明の方が価値が上がる。花に見立ててネーミングした点も面白い。クリップ式なので各種作業用に使えそう。

【KAZの視点】乗用車の前照灯や方向指示器の進化もすごく、時代の変化を感じる。

【今日のダジャレ句】 照明用 ライトが咲くと 策となる

2023年11月 2日 (木)

モニュメント歩道橋(No.5922)

202310311631200 写真のような歩道橋。

歩道橋の中央に4本の柱からなるモニュメントが空に向かって聳えている。

豊橋市の中心街、駅前大通を東へ約1kmの交差点にある。周辺のビル群に負けない高さ30mのタワーで、4本の柱は、「豊橋市民」 とそれを支える 「農業」・「工業」・「商業」 を表現しているらしい。個性的な姿は、まさにランドマークの役割を果たしている。太陽の光を浴びると、七色に光る予定だったことから、地元の小学校の児童たちにより、「レインボータワー」と名付けられたとのこと。タワーと言っても機能は歩道橋である。

【KAZの視点】歩道橋と一体化した造形美が目をみはる、様々なアングルから楽しめよう。

【今日のダジャレ句】 歩道橋 塔がそびえて ほ~どうか (>_<)

2023年11月 1日 (水)

おくだけでんでん(No.5921)

202310311120210 写真のようなソーラー発電機。

基礎工事不要の架設型ソーラー電源システム、移動設置が容易。

下部の黒い部分に水を入れて重しとし、太陽光パネルを設置している。基礎工事不要の置くだけゆえのネーミングとなっている。仮設ハウス・現場事務所の電気や災害時、短期イベント等の電気引込の難しい箇所への設置に適しているとのこと。日陰にならない場所で平らな地面とスペースさえ確保できれば設置可能がウリ。販売会社の店頭で遭遇、物を売る際その大きさにより制約が生じる、ネットで写真掲載するより本事例は目視で実体感できる。

【KAZの視点】ソーラー設備の開発に一貫して携わってきた故に得られたニーズ発想か。

【今日のダジャレ句】 ソーラーを 容易に設置 そら(りゃ)良いわ

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