ほう(No.4945)
主に食事の合図に、給仕係によって鳴らされる。木製で腹の部分がくりぬかれている。
袋井市の曹洞宗秋葉総本殿可睡斎にて諸堂内を拝観した際に数カ所で遭遇。魚は寝る時も目を閉じないことから、不眠不休で修行に励む姿の象徴とされ、これを叩いて鳴らすことで修行僧の眠気や怠け心を戒める、という意味が込められているとのこと。お経を読む際に使われる木魚はこれに由来するらしい。口の部分にほうぎょくと呼ばれる「煩悩の玉」をくわえており、木魚を叩くことで煩悩を吐き出させる意味があるようです。
【KAZの視点】自分を模した彫り物の腹を叩いて音を出し、煩悩を追い出す道具が欲しい。
【今日のダジャレ句】 梵音具 木魚由来に 僕ギョッと (>_<)
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