足半(No.4769)
「あしなか」とは普通の長さの半分しかなくかかとが出てしまう草履。
足底のアーチ構造をサポートし、踵にきちんと自重がかかるようになる履き物。本製品はあだんの葉を乾かしてから作ったもので、石垣島のやちむん館工房「紗夢紗羅(さむさら)」で遭遇。調べてみると”あしなか”は鎌倉時代からあり、足さばきが良いので戦闘に用いられたとか。江戸時代以降は労働用として農漁村で広く使われたらしい。当工房では民芸講習会を実施している、まさに伝統工芸、技能伝承が続いて欲しいと思いました。
【KAZの視点】鎌倉時代の人が健康器具を編み出したと捉えるとこれはすごいこと!
【今日のダジャレ句】 あしなかを 編んで伝承 良いでしょう
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