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2011年2月

2011年2月28日 (月)

便器の向き

2011_0214j0101 和式(中国式?)トイレは入口側を向く。

写真のようにドアを開けると手前側を向いている。要は洋式トイレと同様、ドアを見ながら用を足す方向。

日本ではこのような方向のトイレに出会ったことが無いので、習慣の違いかなと感じました。そもそもいつ誰が決めて、どちらを向くのが合理的なのか。少なくとも洋式はドア側を向く方式なので、それと通じる要因はありそうです。本ブログの読者で経緯がお分かりの方はいらっしゃいますか?変な話題で失礼しました♪

★日本の経過と同様、中国でも洋式へのシフトが加速する。(中?)

2011年2月27日 (日)

観光地の土産物店

2011_0214j0097 蘇州で観光したお寺の門前の土産物。

店先に並べられたものは、子供用の刀のようなおもちゃ、ステッキや傘、帽子など日本の観光地のそれと類似。

いずこも観光地のお土産は同じようなもんなんだなというのが実感でした。何もここへ来なければ買えないものではないでしょうが、ちょっと特別な心理がはたらくのかも。焼き栗やトウモロコシなど、食べるものもありました。場所の恩恵を十分受け、代々土産物店として受け継がれているんだろうなと思いました。

★ユニークなキャラクターを開発する等、寺とのコラボ化が進む。

2011年2月26日 (土)

お参り用クッション

2011_0214j0085 賽銭箱の前にあったクッション。

写真のように膝をついて祈る際に使うものらしい。なるほど膝をつくためには柔らかくないといけない。

他のお寺でも皆こうなのかは不明。今まで日本では見たことが無く、我々は立ってお参りするのが当たり前だと思っています。少なくとも対象に対して、頭を低くする態度であることは間違いない。日本に仏教が伝わる過程で設備が簡略化されたのか、日本の歴史の中で変化したのか。事実はどうなのかなと考えました。

★技術進歩を反映した快適なクッションの材質と形状に変化する。

2011年2月25日 (金)

緑色の郵便ポスト

2011_0214j0062道端で見かけたポストは緑色。

「○政信筒」「△箱時間15:30」「CHINA POST」と表記されており郵便ポストと判明。

日本の古いタイプと形がそっくりで、すぐそれとわかりましたが何故か緑色。そもそも日本のポストが何故赤いのかそのいわれを知りませんが、中国にも何らかの理由があるのでしょう。 頭に帽子をかぶったような形や背丈はほぼ同じ、ひょっとしてどちらかが一方を真似たのかもしれません。

★日中両国とも郵政事業が続く限りポストの色は維持継承される。

2011年2月24日 (木)

スパイラル線香

2011_0214j0055吊るされているのはお線香だそうです。

円錐形の稜線にそって一筆書きされたような形。蚊取り線香のお化けを立体的にしたようでもある。

ふつうお寺であげるお線香は直線状の細い棒と相場は決まっていますが、このようなものがあっても不思議ではない。何より長時間燃え続けることができるし、灰が均一に落ちる。中央部にアクセサリーを配することも可能で、香り以外に見る要素も加えられる。但し多くの人が点火して焼香する際にはちょっと不適です。

★ジェットコースター軌跡の形をした焼香アロマ用品が世に出る。

2011年2月23日 (水)

こま犬?の灰皿

2011_0214j0051見物したお寺の境内にあったもの。

単なる飾りかと思ってガイドさんに聞くと灰皿とのこと。単に無粋なものを置くより遊び心がある。

この動物が何なのかを確認するのを忘れました。中国では伝説上の動物も多いようで、これもお寺にある意味があるのかもしれません。まず知りたいのはこれが実在する動物か架空のものかです。また灰をどのように廃棄するのかもちょっと気になりましたが、必ず裏方さんが頑張ってくれているのだと思います。

★毎年その年の干支の形をした灰皿に交換されると楽しい。

2011年2月22日 (火)

中国の新幹線

2011_0214j0041 中国国内で整備されつつある新幹線。

上海から蘇州観光に向かう途中、高速道路と並走。残念ながら車両通過は目撃できず、基本的に日本のものと同じ。

JR東日本のE2系をベースにした車両が走っているらしい。ガイドさんの話では運賃が飛行機と同じくらい高く、一般人はなかなか利用できないとか。現在南京まで約300Kmが開通しており、もうじき北京まで繋がるとのこと。日本の技術を取り入れた後は、自国内で技術確立するような国家的な戦略があるのでしょうな。

★内陸部の開発が進み中国大陸内の新幹線網ができあがる。

2011年2月21日 (月)

通行車両の検問

2011_0214j0047 警察官による車内検問。

高速道路料金所の退避所にて警察官が乗り込み、免許証や乗車人員をチェックする。正月期間中は特に厳しい。

ガイドさんの説明によると、乗員数などの法規を守らないやからがいるらしい。乗り込んできた警察官は笑顔一つなく、とても威圧的態度で運転手に詰問しているように感じ、ただならぬ異国での雰囲気に私は少々緊張しました。乗客を見ながら最後にちょっとだけあいさつがあったのがせめてもの救いでした。

★「外国人を乗せたバスの検問はソフトに」がマニュアル化される。

2011年2月20日 (日)

お風呂のテレビ

2011_0215j0002 ホテルのバスタブ横に設置された画面。

防水されリモコンでコントロールする。入浴中に各種情報を入手可能。スイッチを切ると鏡に変化する。

今回運よく新しいホテルに投宿できました。装置の表面はハーフミラーになっているので、後方から光が来なければ鏡になり、一般的なバスルームに。人は同時に何かをやりたい欲求を持っており、特に入浴中はその絶好のタイミングです。考えたり、聞いたり、マッサージしたり、そしてテレビを見たり・・・。

★バスタブ自体が画像表示機能を持ち、異次元体験が可能となる。

2011年2月19日 (土)

上海雑技団

2011_0213j0103 ステージ上で繰り広げられるサーカス。

アクロバット、ジャグリング、等様々な演目が次々と披露される。シンプルなものから大がかりな道具を使うものまで各種。

日本でも公演がありその名は良く知られています。実際に見ることでその素晴らしさを実感しました。技のキレは練習のたまものでしょうが、何より演技に独創性があります。数人で輪をくぐるパフォーマンスではまあ色んなパタンを考え出すものだとびっくりしながら鑑賞しました。これからも進化し続けるのでしょう。

★パフォーマンスが特許登録できるようになり更に技術が進歩する。

2011年2月18日 (金)

リニアモーターカーの運転席

2011_0213j0048 シンプルな機器類と座席からなる。

上海浦東空港から市内まで、初めて体験したリニアモーターカーの先頭車両運転室の内部はいたって簡素。

残念ながら、売り物の最高速度430Km/Hは体験できませんでした。最新式の乗り物なのだから運転席もすごいかなと思いきや、中はがらんとしており拍子抜けでした。まあ運転要素は大半が自動化されていて、このレベルで事足りるのでしょう。ガラス面に撮影者の様子が写りこんでしまいました。

★完全自動化され運転席は無くなり乗客に解放された展望車となる。

2011年2月17日 (木)

シャット式自動改札

2011_0213j0038改札機の扉部が写真のような構造。

全体がややごつい作りであるが、日本のものとは異なるデザイン。リニアモーターカー改札にて遭遇。

「軸を中心として回転する機構」により開閉動作をさせるのが一般的。入場者数をカウントするゲートの三本が回転するタイプは略X軸、通常の日本の自動改札はZ軸 、これはY軸を中心として回転するタイプです。なるほど設計する人はどの軸を中心とするかを色々考えているのだなと変に感心してしまいました。

★力を発生させるビームを使った非接触式ゲートが登場する。

2011年2月16日 (水)

指型のついたつり革

2011_0213j0022 握る部分が波型になったもの。

上海浦東国際空港にて遭遇。確かにフィット感はある、プラスチック全体が四角形をしているのが特徴的。

本日3泊4日の上海旅行から帰国しました。海外旅行の楽しさは見聞きすることが間違いなく生まれて初めてという保証がついていることです。一体何がどうなっているのか、全てがモノコト研の対象となりドキドキワクワクの連続でした。本日よりしばらくの間、今回の見聞を整理しながらアップしたいと思います。

★低弾性材料でできた粘土のような握りができフィット感を極める。

2011年2月15日 (火)

プラットフォームの開閉式安全柵

2010_1218f0016 接触事故の根本対策。

電車が停車して人が乗降する際にのみ開く柵。写真はたまたま設置直後、調整中のため開いたままでの走行場面。

接触による危険の本質安全対策は、同じ時間に同じ空間を共有しないことです。時間と空間のいずれかが違っていれば事故は起きず、電車が移動する空間に立ち入れないようにすれば根本対策ができる。但しこの写真の状態のように開閉の制御が不全となる可能性も否定はできず、何事も完璧を目指すのは難しいです。

★進入する直前に柵が全て閉でないとブレーキがかかる仕掛け。

2011年2月14日 (月)

スプーンマッシャー

2010_1219f0070 つぶせる、すくえるスプーンマッシャー

①ざっくり切る、②つぶす、③混ぜる、④すくう、の機能があると宣伝されている。カラフルな商品ラインナップ。

一人二役という表現もありますが、一台でなん役もこなせればそれは価値がでる。キッチンで必要とする機能を追求すれば、おのずと欲しい商品が分かってくるのでしょう。後は意匠という概念で、差別化し好感が持てる工夫をすれば良い。本製品も穴のあけ方などにその意識がうかがわれます。

★髭が剃れて、髪がとかせて、歯が磨ける道具はできないものか?

2011年2月13日 (日)

ひな壇状のゲーム機

2011_0123f0073 ゲーム機が写真のように配置されている。

壁に向かってせりあがっていくレイアウト、あるゲームセンター内で遭遇。確かに全体がよく見わたせる。

単なる平面的な配置では面白味が無いと、変化をつけるために考えられたことなのでしょうか。一種の遊び心といったところ。ただしそれなりに費用もかさむでしょうし、高くした場所の下部には無駄な空間ができてしまう。そのような無駄を承知で設計することにより、一種独特な雰囲気が作れるのだなと感じました。

★円錐状の立体的なレイアウトにし、上部にステイタスを持たせる。

2011年2月12日 (土)

パジービッツ

2011_0123f0103 三次元のモザイクパズル

指でつまんで曲がるほど柔らかい六角形のピースを平面にも立体にも作れるパズルのようなブロック遊び。

六角形の基本形を組み合わせる点、それが柔らかいので平面にも立体にも出来る点がユニークだと思いました。平面の場合は主としてモザイク模様や絵を作る楽しみがあり、立体にするのはパズル的な面白さがあるようです。子供が遊べば、指先や知能の訓練になるに違いないと感じました。

★個々のピースを小さくして、大人が指先の訓練に使うものが出る。

2011年2月11日 (金)

道路のブロック

2011_0123f0067 プラスチック製のブロック。

中空の部分に水を満たし重くしてある。運搬時には空にできるので設置や移動が容易、環境上もOK。

水は我々にとって非常に貴重なものであると共に、とても便利なものです。容器になじみ形を自由に変えられる、放置しても空気中に蒸発して自然に無くなる、洗浄に使える、等々。これはその重さを有効に使っています。同じ発想の商品も多くありますが、これはアスファルトを傷めずに任意の位置に固定できます。

★災害発生時には飲料水として使えるブロック商品が登場する。

2011年2月10日 (木)

チョコレートファウンテン

2010_1219f0073 チョコレートの噴水を作る器具。

熱して溶かされたチョコレートがトップより噴き出しカーテンとなって落ちる。フルーツやお菓子につけて食す。

家庭用の物が売られており、なるほどその気になれば自宅で楽しめるのだなと思いました。液状になれば自由に流すことができ、冷えて固化すれば形ができる、チョコレートの性格をうまく使っています。食べてしまえば味は同じでしょうが、状態によって食べ方は変わるもの、色々と人は考えるものです。

★いっそ気化させ、息を吸いながら味わう装置が提案される。

2011年2月 9日 (水)

高級家具の展示

2011_0123f0111 コーディネートされた家具の展示。

ベッドを中心に広々としたスペースに様々なタイプの収納家具が並べられている。個々の値段は100万円レベル。

まあ、お高い家具があるもんだと目をみはりました。ずらりと並ぶと壮観で、その展示の仕方も贅沢だなと思いました。これだけの物を買うときには流石にネットショッピングとはいかず、その風合いとか質感を実物で味わいたいのは当然。そして実際に使う雰囲気も同じであればありがたいと思うでしょう。

★人工現実感技術を使い使用状況を体験する売り方が現実化する。

2011年2月 8日 (火)

野球盤

2011_0123f0089 様々な進化を遂げる野球盤。

写真の版は打球が空中を飛びオーバーフェンスもありうる、というもの。観覧席をリアルに再現したもの等各種ある。

昭和33年にエポック社が開発したこのゲームは50年以上も生き続けている、これは凄いことだと思います。日本人の野球好きが背景にありそう。この間、使っている材料が改善されたり、消える魔球や人工芝などのアイデアが採用されました。よりリアルに近づけたいという開発者の思いが伝わってきます。

★小型の実況中継装置が付随しテレビに映像を配信する版がでる。

2011年2月 7日 (月)

ちゃぶ台返しゲーム

2011_0123f0076 ゲーセンにあったストレス発散ゲーム

「究極のストレス発散ゲーム、飛ばして壊して気分爽快!」と説明がある。ちゃぶ台模型と画面から構成されている。

ちゃぶ台とは考えた、しかし最近の家庭にどれくらいの比率で存在するのか、ちと気になりました。何かを破壊する感覚を味わえば、それはストレス発散につながりますが、できたら壊さないほうが良い。参加型のゲーム機では機械とのインターフェースが大きな要素となり、「ひっくり返す」というのはユニークです。

★上司が自分を認めてくれるような人工現実感サービスが生まれる。

2011年2月 6日 (日)

めぐりズム

2011_0103f0010 蒸気の出る温熱シート

体に貼る「蒸気の温熱シート」と、目に乗せる「蒸気でアイマスク」の二種。後者はリラックスできる香りも出る。

いわゆる「使い捨てカイロ」から蒸気や香りも出てくるもの。基本的には熱が発生する原理は同じで、その熱により蒸気も発生するらしい。蒸気が生体的にどのような好影響があるか不明ですが。なるほど「熱」だけでは物足りなくなった方達には魅力的な商品かも、目を対象としてアイマスクに応用したことも斬新です。

★特殊な蒸気が花粉をトラップしてくれる花粉症用マスクが欲しい!

2011年2月 5日 (土)

水の流れる滑り台

2011_0204f0005 滑降面に水が流れているように見える。

透明プラスチックの間に水を流すと、表面に水が流れているようにも見える。子供用遊具にて採用されている。

水の上を滑っても濡れず、単なるフラット面を滑るより、ワクワク感が増す仕掛けです。ディズニーシーの海底二万哩潜水艦の窓ガラスにも同様の細工があったことを思い出しました。こちらは泡を下方から発生させ、いかにも水中にいるかのように感じさせるものでした。水の様々な表情をうまく活用していると思います。

★水の流れる方向を定期的に変えたり渦を巻かせる細工も可能。

2011年2月 4日 (金)

プラズマカー

2011_0123f0086 手でこぐおもちゃの乗り物。

電池やペダルは無し、足は乗せるだけ、腕のスイングだけで動く。前進、後退も自由らしい。各種の賞を受賞。

船で言えば「櫓漕ぎ」のような原理なのでしょうか、ちょっと蛇行しながら進みます。まあ腕を使ってエネルギーを運動に変えるわけです。モーターやエンジンの回転運動を、コロの原理で直進運動に変えるのがごくごく一般的な世の中、ユニークな物を考えたものです。人力ベースなので安全であることも魅力かな。

★肺の力を変換、つまり人の吐き出す空気で動くおもちゃが出る。

2011年2月 3日 (木)

駅からハイキング

2011_0123f0010 Suicaラリーでポイントがたまる。

JR主催で行われている企画。会員証とSuicaを受付、チェックポイントの専用端末機にタッチして認証される。

ゴール受付でタッチするとラリーの参加履歴も確認できるらしく、なるほどそんな使い方もあるのだなと感心しました。名所の旬な時期にその近くの駅に一定期間設置されるとのこと、観光客が訪れるにも目的意識ができ、JR収益アップに貢献すること間違いなし。新たなICカードの利用法に注目です。

★商店街スポンサー店舗を回る「駅からショッピング」が企画される。

2011年2月 2日 (水)

星座傘

2010_1219f0042 内側に星座がプリントされている傘。

傘をさすと自分だけが満点の星空の下にいる気分になるらしい。星座のプリントは外側からは見えない。

「プラネタリウム傘」といった感じで、雨をよけるという本来の機能に星座鑑賞機能をつけた点が面白い。製作したのは星座グッズ専門会社のようで、黒くて丸くて球状のものを探していて傘にたどり着いたのかもしれません。歩きながら鑑賞して、何かにぶつからなければ良いのですが。

★生地の外側に地図を描いた「地球儀傘」は売れないですよね・・・

2011年2月 1日 (火)

ロッククライミング体験施設

2011_0123f0096 本格的な岩登りを体験できる設備。

都会のショッピングモールの中の吹き抜け空間に設置。専用シューズと安全確保具をつけての体験が可能。

人工岩とやらにちょっと触ってみましたが、確かに硬くて本物みたいでした。形は難易度を変化させるために色々工夫されています。人工的なものですが、自然の一部をこんなに大がかりに再現してしまうという発想にびっくりです。自然の中で遊びたい、そんな欲求が大人にも子供にもあるからかもしれません。

★南国の美しい海を再現したスキューバダイビング施設が誕生する。

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