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2009年6月

2009年6月30日 (火)

痛くない脱毛

2009_0426n0006 熱線による脱毛方式。

「抜かない」「剃らない」「痛くない」との表示。穏やかな熱エネルギーを発生伝達し、熱の力でカットする方式。

実際に使ってみないとその効果は不明ですが、確かに刃物を使う方法とは異なるでしょう。「サーミコン式脱毛」と表記されています。ネット調査すると他にレーザーによる方法もあるもよう。しかし毛が抜ければ増毛とか植毛とかにお金をかけ、いらない毛には脱毛にお金をかけ、人間とはよくお金を使う動物だと思います。

2009年6月29日 (月)

ホップサイドダウン

2009_0524n0008 注ぐとビール瓶の形が浮き上がるもの。

二重構造のジョッキ内に上下さかさまのビール瓶の形状があしらわれており、ビールを注ぐと姿を現す。

「HOPSIDE DOWN」は「UPSIDE DOWN(逆さにする)」からきたネーミングだと思います。ジョッキがビール瓶に早変わりするという発想が面白い、しかも逆さになるとは良く考えたもの。日常の普通を特別なものにするために商品開発されているとか。アメリカ東海岸のFRED社の製品だそうです。

2009年6月28日 (日)

屋外陳列台

2009_0524n0022 写真のような陳列台。

店内でのそれとは異なり、道行く人を呼び込む効果があれば良い。よって台そのもののデザインにも工夫?

陳列されていたのは時計類。斜面に商品を並べちょうど視線の先にくるような形です。人の注意を引くには「色」や「形」が大切、他に「動き」や「音」もありますが、何よりも陳列している商品の内容がポイントではあります。入れ物ではなくコンテンツという感じ、その意味では陳列台は縁の下の力持ちでしょう。

2009年6月27日 (土)

黒綿棒

2009_0613n0010 黒色の綿棒。

通常の綿棒と色のみ異なる。キャッチコピーは「取れた汚れがハッキリわかる」。類似品がたくさんある模様。

先日アップした「黒色蚊取り線香」と同様、黒色商品の一角をしめるものです。しかし「耳垢が良く見える」等の特徴が果たして宣伝文句になるのかとちょっと気になります。むしろ汚れがはっきり見えないほうが好ましいかも、また黒色の汚れを取る場合はどうなるのかも考えてしまいます。

2009年6月26日 (金)

自動車ハンドルの歴史

2009_0320n0029 時代を追った様々なハンドルの展示。

最低限の機能を持つ古いものから最新型のハンドルまで、時代を追って様々なタイプが展示されている。

昔はホイールが細く、とてもシンプルだったことが分かります。現在では中央にもゴテゴテと色んなスイッチ類がついていますが、昔は無かった。握った際の触感やデザインはかなり変化しています。将来はどうなるか、専門の方は色々研究されているのでしょうが、触らないタイプのものが出現するかもしれません。

2009年6月25日 (木)

ソーダゼリー

2009_0613n0021 ゼリー状になったソーダの清涼飲料。

「5回ほど振ってからお飲み下さい」とのインストラクション。衝撃によって砕いてから口に運ぶ、ソーダの刺激あり。

炭酸飲料もゼリーになるのかと興味をもちましたが、それなりの刺激。厳密には炭酸飲料とは異なるようですがそれは許容内。既成の飲料缶の中に、どんな状態のどんな味を詰め込むか。これに解を出せば新たな商品が世の中にでると思います。口の中に入れると固まるなんて飲料はダメでしょうかねぇ?

2009年6月24日 (水)

ファミマシップ・フォーラム

2009_0320n0023 コンビニ大手ファミリーマートの内覧会。

新商品の紹介や各部署の取り組みをアピールして加盟店の結束をはかる企画。関係者以外入場不可。

たまたま通りかかりこのようなイベントがあるのだと知りました。モノコト研究家としてはしっかり取材したかったのですがならず。ネットで調査すると年2回開催され、加盟店へのサービスイベント的なものと分かりました。飲食や抽選会等で盛り上がるのかと想像、仲間意識を育てるうまい企画だと思います。

2009年6月23日 (火)

フィッツ(ガム)

2009_0613n0025 新コンセプトのチューインガム

「ソフトな食感と口に入れやすいサイズ」。独特の包装形態をしており、取り出すと破れてあとは口に入れるだけ。

新聞によると現在大ヒット中。硬いものが苦手な若者向けにソフトな噛みごこちを追求したことと、「Pick、Get、Pull」のカジュアルスタイルで口に運べる斬新さが受けた模様。確かに噛むと柔らかい、包装形態には感心させられます。でもこのような商品が普及すると、「草食系」の若者が急増しないか心配になります。

2009年6月22日 (月)

ブライダルフェア

2009_0613n0019 家電製品の新婚さんむけ販売

家庭生活に必要な電化製品をまとめて販売する企画。冷蔵庫、掃除機、テレビ、洗濯機、レンジ、等がそろう。

「ジュンブライド」ということで今月だけの企画なのでしょうか。まとまったニーズがあれば、少々値引率を上げても元はとれるというわけ。我々が結婚した当時は独身時代に購入したものを使いながら徐々に買い足した記憶があります。現在は物質的に豊かになり、このような企画を利用するカップルもいるのでしょう。

2009年6月21日 (日)

インベーダー貯金箱

2009_0524n0005 有料ゲームを楽しむ感覚の貯金箱

「100円硬貨で遊べる約1/6サイズの筐体型貯金箱」「1プレイ100円、貯金箱機能付き」と表示されている。

70年代後半に爆発的にヒットし、ゲームの歴史を変えた「スペースインベーダー」、その懐かしさを味わえるように筐体も忠実に再現したもの。当時と同じように100円でゲームが楽しめる、この結果貯金箱としても使え、80枚貯めることができる。確かに当時かなりの額を投資していた知人が居たことを思い出しました。

2009年6月20日 (土)

ギフトサロン

2009_0222n0010 デパートのギフト専用売り場。

サンプルに囲まれ店員さんはPCに向って顧客とやりとりをする。情報検索やら計算やらでPCは必須アイテム。

ギフトの種類も多々、売り方も多々だと思います。その場で的確な資料を提示するためにも店員は様々な教育を受けているのでしょう。その気になってPCに向えば何でも手に入る時代、お店に来た方にはそれなりの価値が伝わることが重要で、個人では到達できない結論に導くのが店員の役割だと思います。

2009年6月19日 (金)

MR.BRAIN脳トレパン

2009_0619n0001 標記の名前のついた菓子パン。

「DHA入り塩キャラメルチョコクリーム&ホイップ」、「パンを食べながら脳トレ問題で脳をトレーニング」等の表示がある。

脳トレブームにのったTV番組、木村拓哉主演「MR.MRAIN」とのコラボ商品。よってブームの相乗り商品といえます。何故「脳トレパン」と呼べるのか、包装の外側に脳トレ用の問題を書いたシールが貼ってあり、これをめくると答えが出てくる。いずれにせよ単なる商品の機能だけでは物が売れない世の中なのかも。

2009年6月18日 (木)

弓による射的

2009_0118n0026 おもちゃの弓と矢で的を射て商品を得る。

的は「九つのマス」となっている。射抜いた部分のパタンにより得られる商品が異なる。新旧ゲームの合作。

大江戸温泉物語でのイベントでお客さんは浴衣姿、なんとなく風情があります。タイムスリップしたわけですから弓矢は最適なアイテムです。当然アナログの世界で、勢いルールもアバウトな感じがしました。昔から縁日のゲームは射的と輪投げと相場が決まっています、まだまだ続くかな。

2009年6月17日 (水)

黒い蚊取り線香

2009_0614n0006 黒色をしたけむりの少ない蚊取り線香。

商品名は「金鳥の渦巻 微煙」とあり、’煙少なく、ほのかな香り’がキャッチコピー。一巻きで7時間使用できる。

確かに従来品とは香りが異なります。蚊取り効果に違いがあるのかは未だ不明。蚊取り線香は緑色という概念を破るもの、一時「黒色商品」が流行しましたがその流れでしょうか。製造工程を紹介する本を見るとシート状の原材料から’打ち抜き’により作られることが分かりました。息の長い商品です。

2009年6月16日 (火)

バナナハンドル

2009_0524n0007 バナナの皮の形をした取っ手カバー

フライパンや鍋の取っ手を滑りにくくしてくれる優れもの。材質はシリコンゴム製で断熱効果もある。綺麗な黄色をしている。

滑りやすいものをあえて滑り止めのデザインに使ってしまうのが遊び心。皮がばらけているのでその間に挟みこむことができるのもバナナの形を利用したから。通常の鍋つかみのように汎用性は無くあくまでも棒状のものをホールドするもの。確かにキュートでファニーなキッチンアイテムといった感じです。

2009年6月15日 (月)

凸凹テーブル

2009_0613n0001 写真のような形をした備え付けテーブル。

ファーストフード店にて遭遇。トレイを置く部分以外が切り欠かれている。逆に下の棚は逆の部分が切り欠かれている。

なるほど合理的だと感心しました。下の棚は主として荷物置き場なので上方にテーブルがあると大きなものは置けなくなってしまう。一方トレイが置かれた場所の下には客の足が位置するので空間は広く確保したい。商品が一定の大きさのトレイでサーブされるので可能。デザイン的にもバランスがとれた感じです。

2009年6月14日 (日)

ゴミ分別シール

2009_0419n0020 写真のようなデザインのシール。

一般的な廃棄物の分類である「ペットボトル」「生ゴミ」「ビン」「アルミ缶」「缶」などのシールがそろっている。

「分ければ資源、混ぜればゴミ」という言葉を良く聞きます、区分してあればそれなりに使うことができ価値が上がります。「リデュース」「リユース」「リサイクル」を3Rといいますが、使う材料を減らすこと、再利用すること、そして再資源化すること、これらをこまめに実行すべきです。このような潮流を反映した商品です。

2009年6月13日 (土)

LED照明

2009_0613n0007 駅の地下通路に採用されている照明。

写真では識別不能ですが、灯りが細かな点状なのでそれと分かる。蛍光灯に比べてかなり明るい印象。

昨日のニュースでシャープがLEDを使った照明用品の分野に進出すると報道されました。時代と共に技術は進化しそれにより業界地図が変わっていくのでしょう。LEDは値段は高いですが明るさ、省エネ、寿命の点で従来の照明器具より勝ります。地球温暖化対策として、「白熱球使用禁止」の世界的な流れがあります。

2009年6月12日 (金)

抗菌箸

2009_0329n0009 抗菌コーティングされた箸。

「世界初」「約400種の菌から守る」「超強力抗菌コーティング」等の表示。「サキッポ安心宣言」されている。

いやはやオーバーな表現で気をひきつけます。それほど雑菌対策をしないといけないものか不安を掻き立てられる気もします。抗菌処理とはそもそもどんなものなのか知識不足ですが、どれくらい効果があるんですかね。少なくとも江戸時代の人達はそのような対策とは無縁でも問題は感じておられなかったでしょうし・・・

2009年6月11日 (木)

紙芝居の貸し出し

2009_0530n0004 図書館で紙芝居が貸し出しされている。

一般書籍やCD等と同等の扱い。基本は幼児用で様々なジャンルに渡っている。大きさや枚数も各種そろっている。

最近オープンした駅南図書館のコーナーです。なるほどこれだけIT技術が普及した現在でもエンタテイメントの原点的なものとして存在し続けているわけです。子供の頃、先生が「これから紙芝居をやりますよ」と言われたときのウキウキ感が懐かしい。「シンプルイズベスト」と同様「素朴イズベスト」ってな感じでしょうか。

2009年6月10日 (水)

水陸両用ブラ

2009_0422n0007 水中でも陸上でも使えるブラジャー。

っていうか水着としても普通の下着としても使えるブラと表現すべきもの。HPには「ブラ&パンツ」とでている。

思わず立ち止まって表示名をしげしげと見てしまいました。「水陸両用」といえば通常「車」とかの乗り物だと思っていましたが、着るものにもあるんだ!新鮮な発見です。泳いでいた方が陸にあがって着替えるのを面倒がっていた時に思いついた、または海へ移動後着替えずに泳ぎたい方が思いついた商品でしょう♪

2009年6月 9日 (火)

カーテンレスウィンドウ

2009_0422n0003 液晶により乳白色と透明を切り替える。

これによりカーテンを無くすことが可能となる。機能性液晶フィルム「淡陽」としてショーウィンドウにて実物を宣伝。

ネット情報によれば紫外線は98%、赤外線は65%カットするので室内温度が保たれ余分なエネルギーを消費しなくて済むそうです。材料はリサイクルされたPET材とのことでこれもエコ。都会の歩道に面したこのウィンドウはリズミカルに透明と乳白色を繰り返しており、ちょっとしたアートのようにも思えました。

2009年6月 8日 (月)

キャットアラームクロック

2009_0419n0007 猫形をした目覚まし時計。

頭を押すと顔のディスプレイが時計や温度計に変化、耳や尻尾が光ってみゃあみゃあと鳴く。犬バージョンもある。

いわゆる癒し系の商品です。何てこと無いアイデアですが音や光を発するのはその気になればいくらでも可能、機能も追加されたのでしょう。同じ機能で犬形もあるのは興味深い、やはり世の中のペットは猫派と犬派に分かれることを象徴しているようです。他の動物だと売れないのかもしれません。

2009年6月 7日 (日)

ポストイットの活用

2009_0524n0034 コメントを記入して貼り付ける仕組み。

会場入り口に写真のように用具が準備されており参加者は自由にコメントできる。模造紙に貼り付けて開示する。

先日参加したファシリテーションフォーラム2009で見かけたもの。各自が考えたこと、感じたことを表明する際、「書いて示す」ことが有用です。これによりその共有化と意見交換が可能になるわけで、そのためにポストイットは非常に有益な文具だと思います。人間にとって素朴な道具ですがそれ故使い方が大切です。

2009年6月 6日 (土)

ノーズパーティーアニマル

2009_0524n0009 動物の口の部分が描かれた紙コップ。

鳥のくちばしが描かれたコップで飲むと横からみてその動物に変身したかのように見える。他にビーバー、シマウマ等。

以前本ブログで「底に豚の鼻が描かれたマグカップ」を紹介しましたが、これはその側面版、あるいは多品種版です。宴会等では被り物を使って変装したりしますが、これなら格安で擬似変装が可能です。最近のパーティーグッズ売り場には多くの商品があふれていますが「変身」を基調にしたものが主流だと思います。

2009年6月 5日 (金)

ドライブシミュレーター

2009_0320n0028 車の運転の疑似体験ができるサービス。

T社関連の施設内で誰でも参加できる。ゲーゼンにも類似設備がありますが、ここはそれ安全運転を旨とするもの。

バーチャルリアリティーの世界は奥が深いと思います。仮想の世界で教訓的な体験をすることができれば、それがリアルな世界での行動改善につながる。例えば安全教育をする場合、危険なこと、怪我の一歩手前の実感を持てば、言葉でしのごの説明するより一発で勘所を知ることができるのです。

2009年6月 4日 (木)

ライトカップヌードル

2009_0531n0001 カロリーを抑えたカップヌードル。

食してみて、従来のカップヌードルとの差はほとんど感じず。このために開発された製法技術が生きている。

「ミストエアドライ製法」は油を吹き付けた後、高温にして熱風乾燥する技術、「オリジナル3層麺製法」は麺の中央に、小麦粉の代わりに植物繊維を織り込む製法。共にカロリーを下げるために必要なアイデアです。思えば学生時代銀座のホコ天で試食品をいただいてからのお付き合い、とにかく息の長い商品に脱帽です。

2009年6月 3日 (水)

ガシャーンおかわり

2009_0320n0051 ソフトなボールを投げ付けるゲーム

大きな表示画面に現れる様々な目標をめがけてボールをぶつけて点数を競うもの。対戦人数が選択できるらしい。

ゲーセンはいつも賑やかですが、こんな感じのゲームはより周りの雰囲気を盛り上げます。協働で点数を競うので仲間意識がいやでも高まる。画面の中はデジタル、画面の手前はアナログ、そんな複合的組み合わせも興味深いです。当然「投げ付ける」という動作はストレス発散効果もあるものと思われます。

2009年6月 2日 (火)

実物大の動物図鑑

2009_0509n0002 動物の大きさが全て原寸の写真本。

大き目の本に現物と同じ大きさで写真が掲載されているので、毛穴や皮膚の質感まで感じることができる。

実体を把握する際、大きさが忠実に再現されていれば正確度は高まります。図鑑にするには全体を収めることはできませんが、それでも価値は十分あります。すぐ近くに寄って観察している気分になれます。ちなみに先のドキターKIDSイベントでこれを採用して動物たちの勉強をし、子供たちにはとても好評でした。

2009年6月 1日 (月)

博物館の本型ケース展示

2009_0429n0029 大きな本型をしたケースに展示。

高さ3mほど、本の形をしたケースにテーマごとに標本が展示されている。入り口には斜めになった本に説明が。

なかなか面白いことを考えたなと感心しました。単なるショーケースではつまらない、知識を得られるものの象徴は「本」と考え、その外形を再現したのでしょう。読みかけの位置にはさむ紐もついており、見るからに本と感じさせる仕掛けがありました。ちょっとガリバーの世界に迷い込んだような気持ちにもなります。

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