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2009年3月

2009年3月31日 (火)

迷路もどき展示

2009_0320n0061 迷路のように入り組んだ展示スペース。

アニメフェアの会場で遭遇、様々なアニメの主人公達がパネル展示されている。行き止まり部ではチラシ配布。

「××ブースに巨大迷路出現!!迷路で遊んでPRカードをゲットしよう!」の言葉につられ、列に並んで入ってみたものの、何てこと無い上記の仕組み。誰でも迷うことの無い道順で、限られたスペースを無駄なく一筆書きした経路で移動させながら、見せたい物を見せるうまい企画だと感心しました。

2009年3月30日 (月)

新日本軍手

2009_0222n0027 様々な滑り止め材デザインの軍手。

「守る」「つかむ」といった従来の機能をそこなわずに、滑り止めをデザインすることで「魅せる」を追加した商品

デザイン部を外側にすればファッションアイテムとして、内側にすれば作業用として使える。まあ色んな模様やら文字が躍っており、差別化をはかりたいむきには手頃なグッズです。滑り止めは全面に付与するより部分的に付いていたほうが効果はあるのでしょうから、結果として機能的にも良く考えられています。

2009年3月29日 (日)

コンビニの売り込み表示

2009_0315n0010 陳列棚の反対側の商品をアピール。

「この裏にて○○販売中です!」の表示。この棚の裏側に回ってみると○○が展示してある。顧客を誘導する手段。

どのくらい効果があるか興味があります。少なくとも自分には効果がありましたが。コンビニのお客さんの場合、’何か買いたい物があるかも’という感じで訪れる人も多そうです。商品を買ってもらうには、まずその存在を知ってもらわなくてはならない、手にとってもらえると可能性は高まるに違いない。

2009年3月28日 (土)

おにぎりサンド

2009_0222n0002 ハンバーガー状に具を挟んだおにぎり。

具としては様々な食材があり、「チャーシュー」「たらこ」「鮭」「ホタテ」「地鶏」などがある。海苔はかかせない。

サンドウィッチ伯爵が「ながら食事」ができるように’開発’したのが「サンドウィッチ」、その日本版が「おにぎり」でしょう。おにぎりは具を’包み込む’ことができる点が優れている、但しこの場合はごはんの量が支配的。この比率を変えるにはサンドウィッチ状にすればよい、当然ハンバーガー屋さんでも開発しています。

2009年3月27日 (金)

カーウィンドウのディスプレイ

2009_0320n0025 車のウィンドウに動画が表示される。

ショールームに展示されている車両の窓に、その車自体を説明するコマーシャルが流れる。手の込んだ仕掛け。

投影機でもあるのかと探しましたが見当たらず、液晶パネルを貼り付けているようです。その気になれば何でも表示媒体になる時代です。「百聞は一見に如かず」で物を見れば大体理解できるのですが、更にその動いている姿とか内部構造のCG画像等を見せられれば理解度は格段に高まります。こころにくいにゃ♪

2009年3月26日 (木)

醤油絵皿

2009_0320n0031 窪みにカタチのある醤油絵皿。

醤油の量で浮き出る絵のカタチや大きさが変わる。寿司などをつける位置によってその量を調整できる。

なんてこと無いアイデアですが面白い。カタチとしてはタイやマグロ、カニや桜盆栽などがあり、気分によって使い分けるのも楽しそうです。健康のためには塩分控えめが良いわけで、量を把握したり規制するにも役立つかもしれません。マヨネーズやケチャップ、ソース系は適さず、和食用のグッズといえます。

2009年3月25日 (水)

3Dインテリアプランニングサービス

2009_0222n0005 家具配置イメージの立体表示サービス。

デパートの家具売り場で遭遇。手前の画面に映し出されているのはCG画像、事前に提出した間取り図と合成してくれる。

昔、家を新築する際に似たようなサービスを受けたことはありますが、現在は技術が格段に進歩し、画像にリアリティーがある。加えて様々な家具まで自由に配置できてしまう。事前にこのようにシミュレーションすることができれば、家具の購入やリフォーム時の不安を払拭することが容易だと思いました。

2009年3月24日 (火)

ビールかけ全身シャンプー

2009_0222n0030 ビールかけ気分を味わえるグッヅ。

ビールかけの雰囲気を誰でも気軽に味わえるとのふれこみ。お湯をいれて振ると泡が飛び出す、これで頭や体が洗える。

自分だけのささやかなお祝い事のとき、自宅のお風呂で楽しむことが出来るというコンセプト。容器は当然ビール瓶の形、内容物にはホップエキスが入っているとのこと。「誰もがやってみたかった!」シリーズの第三弾として発売されたようです。確かにささやかな望みをかなえてくれる商品には頭が下がります。

2009年3月23日 (月)

オフィシャルグッヅ

2009_0320n0014 主催者から公認された各種商品。

東京マラソンの公式グッヅとしては「Tシャツ」「タオル」「御守り」などの定番に「ショーツ」「クッキー」・・・と盛りだくさん。

まあ観光地のお土産やさんに来たような雰囲気です。’オフィシャル’というのがミソで、個人商店が勝手に作っても価値は出ません。ただこのような短期決戦の商品は売れ残りをさばく機会が無く、製作数量をよほど慎重に読まないとビジネスとしては赤字になるのでは、と他人事ながら心配になりました。

2009年3月22日 (日)

メモリアルフレーム

2009_0320n0009 マラソンの記録証等を保存する盾。

色々とオプションがあり、「ゼッケン」「完走メダル」「写真」などを入れるものもある。ひとまとめに飾れるのがミソ。

本日開催された東京マラソン用のグッズで、プレ開催されたEXPO会場にて売られていました。なるほどランナーの気持ちをくすぐる商品です。マラソン完走はそれなりの覚悟がいることで、人生のイベントとして思い出に残したい気持ちは必ず生まれます。きれいなロゴが入り誇らしさを演出してくれます。

2009年3月21日 (土)

1m選手権

2009_0320n0045 1mを通過する時間を競うゲーム機。

スターティングブロックと1mのラインと2,3m先のクッションからなる設備。「オリンピック非公認競技」と説明がある。

スペースに余裕のあるゲームセンターではこんな面白いものも可能なんだなと思いました。号令と共にスタートを切り1m先のセンサーを横切るまでの時間を競うわけで皆さん楽しそうに挑戦していました。様々なスポーツをベースにしたゲーム機がありますが、陸上競技(超短距離走)もゲームになることを知りました。

2009年3月20日 (金)

魔王ジョロキア

2009_0315n0015 Tohatoの激辛シリーズスナック菓子。

「インポシ棒(インポシブルのしゃれ)」、「ありえないスッパ辛さ!」や「フタ裏に暴みくじつき」との表示。力が入る。

確かにかなりスッパ辛い、またフタの裏には’すっとん狂’とでた。何でもこの「おみくじ」ならぬ「暴みくじ」は’狂’ばかりが出るのだそうです。「部下や恋人に唖然とされるから厄払いをすべし」ってなことが書いてあり笑ってしまいます。顧客に飽きられないように様々な仕掛けをうってきているのだと思います。

2009年3月19日 (木)

ポートピア横浜

2009_0228n0005 横浜にある競艇場外船券売り場

5階建てのビルに様々な機能スペースが配置されている。最上階にあるVIPフロアは必見、かなり異質な空間。

一年ほど前にオープンしたそうですが、最新機器とコンセプトデザインは刺激的でした。ギャンブルとはとんと縁の無い私には船券を買うことは無縁ですが、皆さんこんな感じの場所で楽しんでいるのかと分かり納得できました。有料スペースにはIT機器とくつろぎ空間がセットされており、まさにVIP気分を味わえます。

2009年3月18日 (水)

リヤドロの雛人形

2009_0222n0007 磁器でできた雛人形。

リヤドロが日本の識者の協力を得て、長い開発期間を経て発表。一点一点手作りされる高品質・・・と宣伝されている。

確かに高級感がありおしゃれな印象を受けました。磁器の魅力は汚れにくく、時間による劣化が無いことでしょう。普通の雛人形は手入れが大変ですがこれは楽そうです。「材料を変えてみる」は発想法として良くありますが、これは磁器メーカーが「何か変わったものが作れないか」の発想から生まれたと想像できます。

2009年3月17日 (火)

Echika(エチカ)表参道

2009_0222n0049 地下鉄駅に併設したショッピング街。

エチカとは「駅」と「地下」の造語。E(いい)地下、Excellent、Excitingの意味もあるらしい。特殊な地下の空間。

エキナカは良く聞く表現ですが、エキチカは初耳でした。写真は何と化粧品店、他にはネールサロン、カフェ・レストランなどが出店していてにぎやかです。人が集まる場所では商売は成り立つという感じ、わざわざ出向くのではなく移動途中であれば立ち寄りやすい。来週26日には池袋にもオープンするようです。

2009年3月16日 (月)

ブタ鼻マグカップ

2009_0222n0033 底にブタの鼻の図柄があるマグカップ。

内容物を飲み干す際に、飲んでいる人の鼻の上を覆いあたかも本人がブタになったかのようにみせるグッヅ。

何てことない仕掛けがうまい。それも通常は見ることができない底の部分にプリントされている。大半は気が付かずに済んでしまうのだろうが、ちょっとしたタイミングでウケが狙える。そもそもこんな商品を考え付いた人が居ることに驚きます。またこの図柄はブタの鼻以外には考え付かない、頭は柔らかくしたいもの・・・

2009年3月15日 (日)

人間ハムスター

2009_0131n0009 大きな輪の中で走って発電させる実験。

静岡科学館にある子供用実験設備。発電量がランプ表示され勢い良く回せれば上がる。楽しみながら実感できる。

子供たちもハムスターなどがこんな輪の中で走り続けているのを見たことがあるでしょうから、その気になって体験しているのではと思いました。さすがに体を支えるバーがありこれにつかまって走ります。フィットネスクラブにも走るための機材はありますが、足元でベルトが回るのでこのような遊び心はありません。

2009年3月14日 (土)

電子タバコ

2009_0222n0050 電気的に煙(味付)を発生させるタバコ。

カートリッジを変更すれば、様々なフレーバーが楽しめる。先端が赤や白に光りまさにタバコもどき、禁煙用にも使える。

液体を電気的に霧状化しその微粒子を吸引するのでタバコの代替になる。徐々に成分を変更すれば禁煙の道具に使える。なるほど電子化はこのような分野にも押し寄せている。子供の頃、駄菓子屋で小さなパイプに’はっか’などを詰めてもらい吸って遊んだ記憶があります。これが時代の変化というものでしょうか。

2009年3月13日 (金)

デパートの靴売り場

2009_0222n0065 背面に間接照明がある展示棚を利用。

普通は単なる背景の壁が、光を放っていると商品が高級そうにみえてしまう。空間的に余裕を持って配置している。

「馬子にも衣装」といいますが、「商品にも陳列棚」といったところでしょうか。まあもっと高価なものになればスポットライトを当てる展示もあるわけで’光’の使い方は重要です。このご時世’省エネ’に反するのが若干気になるところ、周りの光に助けられることなく自身が光り輝くことが理想なのですが・・・

2009年3月12日 (木)

人形型チョコボール

2008_1221n0006 雪だるまとかサンタの外見の菓子。

内容物は単なる二個のチョコボール。包んである袋に赤と黒で模様が書かれている。いわば包装材料とのコラボ。

同じ大きさの白色球を二個袋に入れると人形のようになる発想が興味深い。中の球に直接模様などを書こうとしたら大変な負荷になる。書けたとしてもその方向を規制しないと人形には見えない。袋の本来の機能の「保護する」に加え、「飾る」という機能を付加したことでこのような商品が出来たわけです。

2009年3月11日 (水)

キャリーバッグ

2009_0222n0041 コロ付きバッグが街角に溢れている。

一昔前はコロがついたバッグといえば大型のスーツケースくらい、今ではコロがついていないとバッグとはいえない?!

一人当たりの面積を余分に占有することになり、駅では衝突のトラブルも増えているようです。確かに重いものは持つより引くほうが楽、何故昔は無かったのか不思議にも思える。多分将来は動力と知力をもったバッグが登場し、ほおっておいてもペットのように持ち主についてくるようになることでしょう。

2009年3月10日 (火)

消臭器

2009_0222n0054 消火器の形をした臭い消しスプレー。

消火器をイメージしたミストタイプの消臭剤。「火」ではなく、「臭」を消すコンセプトの商品。色使いでそっくり感がある。

三つの○の中には「布団」、「服」、「ソファ」と消す対象の代表的なものが明示され、パロディーであることを強調。玩具メーカのバンダイ製で雑貨店、ドラッグストアでも売られているようです。ネーミングもコンセプトも良く考えられていると関心します。「消○器」の○に何を入れるか継続して検討中のことと思います。

2009年3月 9日 (月)

ロールケーキの作り方

2009_0222n0001 デパートの食品売り場の実演。

スポンジ上にクリームを均一に延ばし、手際よく丸め、最後に所定の長さに切断する。ビミョウなノウハウがありそう。

しげしげと眺めると面白いものです。まずはクリームの厚さ、部分により変化をつける。均一に力をかけ太さを左右同じにする、等。もったいないと思ったのはミミの処理。どうしても綺麗な断面を出したいのでミミは捨てていました。たまればそれなりの量になるので、饅頭に変身させるとか使い道は無いのでしょうか。

2009年3月 8日 (日)

就活ホルダー

2009_0222n0017 就職活動に持ち歩くためのファイル。

「自己PRポケット」「履歴書ポケット」「会社情報ポケット」などから構成され、使うタイミングも研究されている。

資料が落ちにくいとか、カラー見出しがついているとかで差別化されているようです。ただ、このファイルを別の目的で使うといけないわけではなく、やはりネーミングの効果を狙っているように思えます。またそのような特定のユーザーをターゲットにしなければマーケティングができない世の中なのかもしれません。

2009年3月 7日 (土)

カラフルな洗面所

2009_0131n0008 様々な色に塗り分けられた洗面台。

子供用科学体験館「るくる」の中の施設。背の低い子供用のものは低い位置にある。遊び心のあるデザイン。

体験館としては全体で楽しく学ぶ雰囲気を演出したいのだと思います。このような施設を単色でつくらねばならないという決まりは無く、色ばかりか形にも変化がつけてあります。将来の科学者を育てるべき施設としては色んなところに仕組みや仕掛けを作ろうとしているのだと感じました。

2009年3月 6日 (金)

カラーコンタクトレンズ

2009_0222n0063 着色されたコンタクトレンズ。

相手への印象を変化させる色やしくみがある。瞳を大きく見せる縁取りタイプや模様がついたようなものもある。

いや~色んなものがあるんだと関心しきりです。よく眼力とか言いますが、このような道具により眼の力をコントロールすることが出来る時代なのですなぁ。男性はあまり使わないのでしょうが、ビジネスの場で「相手にYESと言わせる眼」になれるなんてうたい文句があれば、飛びつく人もいるかもです。

2009年3月 5日 (木)

開放的な親子トイレ

2009_0222n0015 広々としていて明るい親子トイレ。

ビルの高層階にあり窓が大きい。下方は曇りガラスになっているが上方からは近くのビルが見渡せる。

「親子トイレ」と表示されており、便座は子供用のものもついています。親子で落ち着いて用が足せる配慮でしょう。都会の商業施設では差別化をはかるために、販売している商品以外にこのような快適さを感じさせる仕掛けが必要になるようです。確かに客は贅沢な気分を味わえます。

2009年3月 4日 (水)

マナービーンズ

2008_1013n0012 お箸の使い方の作法も学べるゲーム。

箸とおわんとプラスチック製豆がセットになった商品。数種の豆を運び出す速さを競う。作法書(説明書)付き。

多分正しい使い方をすれば、かなり速く運び出しは可能でしょう。数種の豆を区別するという敏捷性も試されるゲーム。箸の使い方は結構個性があり、こんなゲームをすると差が出て面白いのでは。でもこの商品を購入しなくとも自宅で食事中に試せば良い気もしますが。商品名は「学び」をかけています。

2009年3月 3日 (火)

ドクターフィッシュ

2009_0118n0012e カラダをキレイにしてくれるサカナ。

温泉に足をつけると小さな魚が群がってきて角質をついばみ始める。低周波マッサージ効果があるような気分になる。

話には聞いていましたが実際に体験してみると、えもいえぬ気分でした。通常の魚が生存できる水温は18度まで、でもこの「ガラ・ルファ」というコイ科の淡水魚は37度でも泳ぐ特殊な魚とのこと。「奇跡の魚」「美肌効果」「極上エステ」とまあ派手な宣伝文句が並びます。餌を与えているのに料金をとられるとは・・・

2009年3月 2日 (月)

焼きいもジュース

2009_0118n0003 焼きいもの味がする豆乳飲料。

パック表面には「豆乳飲料」、「まったり焼きいも味」、「植物繊維××g配合」等の文字がおどる。

確かに焼きいもの味がします。芋自体は水分が無いのでジュースにするのは困難ですが、このようにある媒体を使いそれに味をつければ可能になる。飲料メーカーは新製品を常に考えねばならず大変だと思いますが、このような発想をすればもっと多くのものを’飲料’に変身させられます。さてお次は何か・・・

2009年3月 1日 (日)

究極の薄型ディスプレイ

2009_0207n0008 ビル内の大型ウィンドウへの投影。

後方に見えるプロジェクターでスクリーンに投影、通常とは左右反転させた画像を使用。ビル内の施設案内情報を流す。

ちょっと目にはガラスが光っているようにも見えます。TV市場では薄型化の競争が続いていますが、これは究極のもの。何故なら機能を分離して最低限の発光部を取り出しただけのものですから。見方を変えるとちょっと離れた場所からリモートコントロールしているともいえるシロモノです。

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