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2008年12月

2008年12月31日 (水)

クルーズ船オリジナルグッズ

2008_1227n0007 船名の記された各種おみやげグッズ。

船内売店で売られていたもの。我々も記念に数点買い求める。写真はTシャツ、マグカップ、キーホルダー、等。

我々の乗船した「ルビープリンセス号」は今回が処女航海でした。クルージングは場所とともに船も大きな要素となり、やはり記念に買いたくなるものです。多分世界中でこの船内でしか販売していないはずで、その意味でも価値があるかも。しかし外国には「××饅頭」とか「○○煎餅」の類は売っていないですねぇ!

2008年12月30日 (火)

劇場のサブスクリーン

2008_1114n0004 本番前に観客が飽きないように使う。

寄港地の情報を流したり、クルージングに関するクイズが出題されたりで時間を繋いでいる。両サイドに2面ある。

風船遊びの記事を過去にアップしましたが、これも同様な発想です。日本と違いこのような仕掛けに観客は大いに反応します、司会者からの問いかけに皆さん声を出して答えるとか。しかしプロジェクターの発達でスクリーンに投影する仕組みは最近富に増えた気がします。PCに連動させる使い方が一般的。

2008年12月29日 (月)

船内図書館

2008_1113d0086 読書して過ごすための船内施設。

書架の他に閲覧机も揃っており、自由に閲覧できる。貸し出しも当然可能。ジャンルも色々揃っている。

屋上デッキでは日向ぼっこをしながら読書をしている人々を多く見かけました。外国旅行をしている我々にはとてもそのように過ごすことは考えられませんが、米国人にとっては太陽と潮風の元、本を読むのは至福の時間になるのかもしれません。ネット社会が成熟しても紙と活字による情報入手は無くなる事はないようです。

2008年12月28日 (日)

通路のカーペットの色分け

2008_1109z0048 船内右舷側と左舷側で色が異なる。

船内は幅方向に部屋が最大4室並ぶため、左右に2本通路がある。いずれの通路かを判別しやすくする仕組み。

景色の見えない通路からは船がどちらに向って進んでいるのかを判別することは難しく、このような仕組みはありがたいと思いました。右舷側が青、左舷側が赤、写真は赤色模様の左舷側のものです。因みにどちらが前方かを判別するには部屋の番号が使えます、船首側が若い番号なのでちょっと歩けば判定できます。

2008年12月27日 (土)

手の消毒

2008_1115z0047 バッフェ入り口にあった消毒液。

プッシュ式の容器からはゲル状の液が出てくる。各種料理をとりあげるトングを持つ事を意識した仕組みか。

皆さんそうするのが当たり前のように使っていました。日本ではあまり見かけたことが無いので面白いと思います。これをお手拭で代用すると使い捨て方式を選択する可能性が高く、結構面倒。消毒液はどこへいってしまうのか私には分かりませんが、布や紙を必要としないので合理的であることは事実なのでは・・・

2008年12月26日 (金)

ストリートマッサージ

2008_1113z0253 プールサイドで施されていたマッサージ。

写真のような感じで専用の椅子に座り、受けるマッサージ。15分単位でその場で申し込みが可能。

極楽気分の味わえる本格的なゾーンもありましたが、これはごく庶民的で気楽に受けられるもの。日光浴をして泳いで食べてマッサージすれば大抵の方は満足できると思います。それにしても外人さんは体が大きい。太った方のマッサージは揉み解す箇所が広く、大変な仕事だろうと同情せずにはいられませんでした。

2008年12月25日 (木)

上りきれない階段

2008_1115z0225 階段を上り続けるトレーニング機。

帰港地マイアミのフィットネスクラブで目撃。船内にもトレーニング施設はあり、皆さんメタボを意識されているもよう。

走ったり歩いたりするトレッドミル機は良く見かけますが階段を上るものは初めて見ました。フラットより大変だろうなと思いますが、良く考えると階段の方から下りてきてくれるようにも見え、これでは負荷を与えることにはならない?やはり身近な階段をコツコツと上るのが一番体に良いのではないでしょうか♪

2008年12月24日 (水)

うねりのあるプール

2008_1113z0250 水面がフラットでなく変化するプール。

写真中央奥の出口からあるタイミングで水が給水される。プールの底に起伏があり、流れができて水面がうねる。

原理は単純なのでしょうが、静的なプールにはない楽しさがありました。流れにむかって泳げば進まないけど運動にはなります。そもそも「自然のうねりのある海面上の船のプール」で、敢えて「海の自然の要素を人工的に造り出している」のが興味深く思えました。他に露天風呂感覚のジャグジーなども珍しかったです。

2008年12月23日 (火)

水中掃除機

2008_1115z0044 プールの掃除に使われる秘密’平’器。

ブラシで底を磨く装置。コード配線で電力は外部より供給される。吸引機能も有し汚れを内部にトラップする模様。

朝プールの傍を通りかかると担当の方が写真の装置を使ってプール清掃をしていました。本人は網で水面に浮いた汚れをすくっており、人間と機械の作業分担が出来ている。船内には多くのプールがありましたが、昼間の賑やかさはこのような毎朝の作業や専用に開発された装置によって支えられていると思いました。

2008年12月22日 (月)

24時間オープンカフェテリア

2008_1109z0032 好きな時好きなだけ食べられる仕組み。

カフェテリア以外にも焼きたてピザ、ハンバーガーを食べたいだけ食べられる。胃袋を休ませるのが難しい環境。

基本的に船内の食事で料金が発生することは無く、何でもタダで食べられる気持ちになります。写真は焼きたてのピザで日替わりメニューとなっていました。ハンバーガーやホットドックも美味、これらは自室やプールサイドなどで飲食自由です。今から思えばもっと食べておけばよかったという気持ちになります。

2008年12月21日 (日)

乗客のアンケート

2008_1109z0030 テーブル上の評価を求めるアンケート。

日本では通常「お店」に対する評価、これはウェイター個人に対する評価を問うもので、個人名が既に記入されている。

裏面の質問の内容は、サービスの内容、接客の親密さ、食事の内容等に関するもので4段階評価となっていました。船室やテーブルは担当者が決まっており、その責任は個人にかかる仕組みでした。この評価によって給料も決まるらしく皆さん真剣です。やはり個人主義の国の流儀なのだと思いました。

2008年12月20日 (土)

水中パレーボール大会

2008_1113z0258 「終日航海日」に開催されたゲーム。

1チーム11人が参加し中央に張ったネットを挟んで打ち合う。レフリー兼解説者がゲームを盛り上げる。

プールサイドのベンチでくつろぐばかりではつまらないと、皆さん楽しんでおられました。「水球」は正式競技としてありますが「バレーボール」は娯楽ということ。屋上のスポーツエリアにはネットで覆われたバスケットボールやテニスコートもありましたが、こちらはネット不要、どう頑張っても海に落ちる心配はありません。

2008年12月19日 (金)

タオルアート

2008_1109z0021タオルやバスタオルで作る造形物。

乗員の技能紹介イベントで披露。うさぎや像、猿などが手際よく形作られていました。生演奏ならぬ生製作を楽しめる。

多分ルームメイクのメイドさん達が室内のタオル類を使って、乗客を喜ばせようと始めたものと思われます。日本には「折り紙」というアートがありますが、「折りタオル」があってもおかしくない。但しこちらは単に折るだけではなく、部分的に丸めたりアクセントを加えて器用に特徴を創り出すもので、その手法に感心しました。

2008年12月18日 (木)

各種パフォーマンス

2008_1110n0014 船内で時折見られたパフォーマンス。

写真は二人組みの銅像、時折移動しまたその場で固まる。別の日には大男に変身とか、日替わりで楽しませてくれる。

他にジャグリングやフラフープ芸などもありました。船会社としてはクルーズ中飽きさせないために、あの手この手で乗客を楽しませてくれます。パフォーマーにとっては劇場で披露するわけではなく、といってストリートパフォーマンスとも異なり、その中間的な場でのお仕事で勝手が違うのではと考えたりしました。

2008年12月17日 (水)

ビンゴのマーカー

2008_1113d5000 ビンゴゲームでは専用マーカーを使う。

船内で頻繁に開催されたビンゴ大会で使用されていたもの。数字の部分をスタンプ式にマークする、数種の色あり。

ビンゴといえば紙の一部を押し込むカード方式と思っていましたが、このような方法があることを知りました。多分前者は略式なのでしょう。ところでこのマーカー、通常のフェルトペンの親分みたいなもの、スタンプのように使うことで容易にチェックできる。どの世界にも専用の道具はあるもんだなと感じました。

2008年12月16日 (火)

野菜や果物による造形

2008_1110n0004 形や色を巧みに利用した造形。

様々な野菜や果物が、色々な方法でカット結合され、人形や物語性をもった造形物に仕上げられる工程を見学。

船内のコックさんの副業としてその腕前が披露されていました。氷の彫刻が全て「削り出し」で造られるのに対し、こちらは元の材料の特徴を上手く使いこんで「組み上げる」のがポイント。人によっては食べ物を粗末に扱ってはいかんと指摘されそうですが、とにかく知恵が随所に感じられ見ていて飽きませんでした。

2008年12月15日 (月)

風船遊び

2008_1113z0191 開演を待つ時間に皆で楽しむ余興。

シアターで開演を待っていると風船が投げ込まれ、観客全員でこれを打ち合ってはしゃぐ企画。理屈抜きで楽しい!

船内シアターでは毎晩日替わりで様々なショーが開かれます。待ち時間に退屈させないための演出で、皆さん子供のように楽しみます。米国ではどこでもあることらしいのですが、何とよぶのか尋ねても知らないとの回答が返ってきました。とにかく観客の反応は何でも賑やかで、かなり日本とは違うと実感しました。

2008年12月14日 (日)

帰船時のおしぼりのサービス

2008_1114e0269 寄港地での帰船時のサービス。

入り口で冷たいおしぼりが一人ひとり手渡される。とても冷えておりありがたい。今回から新たに始まったサービス。

昨日の本ブログで優先順位は一番が防犯でサービスは三番目と記載しましたが、その場の判断の原則であり、サービスについても様々な切り口で考えられていると実感しました。無線LANの仕組みや、食事のメニューの試みなどもそうです。クルーズ会社の競争も激しいらしく、値段以外に各社工夫を凝らしているのでしょう。

2008年12月13日 (土)

接客の優先順位

2008_1108z0086 安全、防犯が何事にも優先する。

写真は乗船時のセキュリティーチェック場の入り口の横断幕、これを撮影中に「写真は撮るな!」と怒鳴られる。

業務の優先順位は①防犯、②効率、③サービス、とのことで、警備員もピリピリしているようです。セプテンバーイレブン以来、どこでも安全チェックが厳しくなっているのは仕方無いことです。洋上を航海する船のほうが飛行機に比べればはるかに安心度は高く、テロリストにも狙ううまみはないとは思いますが。

2008年12月12日 (金)

厨房見学会

2008_1113d0016 日本人対象に開催された見学会。

3000人分の食事を準備する工程を15分間ほど見学。下ごしらえ、デザートコーナー、等分業されており圧巻。

新造船ということもあり、ピッカピカの設備の中で多くのコックさんが忙しく動き回っていました。メニューの管理、要求に合わせた材料の運搬、残飯の処理、各種厨房機器の扱い、全ては過去のノウハウが生かされ連携プレーで作られているのだと実感できました。食材の消費量の話を聞いてただただ唖然としてしまいました。

2008年12月11日 (木)

無線LAN+衛星回線

2008_1207n0009_2 船室からのインターネットへの接続

我々の乗船した船から全船室での無線LANによるネット接続が可能になったとのこと、ラッキーでした。但し高料金。

最もお得な条件が$100/250分、1分間で40円かかる計算。毎日接続残分数を気にしながらの通信はいつもと勝手が違いますが、それでもリアルタイムで情報の送受信ができるのは凄いことでした。仲間とスカイプ会議を楽しむ予定だったのですが、何らかのトラブルで繋がらず残念な思いをしました

2008年12月10日 (水)

テーブルライト

2008_1110n0009 船内バーなど各所にあるライトの演出。

多くのパブリックスペースが船内にはあり、その場にあった固定式のライトが取り付けられている。雰囲気つくりに一役。

写真は絵画のオークションに利用された会場のテーブル上にあったものです。ディンプルの施された傘の外周に二色のランプがついており、ちょっとおしゃれです。食事をするスペースにはありませんでしたが、飲み物を置くレベルであれば許される大きさ。手が込んでいると関心させられました。

2008年12月 9日 (火)

写真の展示販売

2008_1110n0003 クルーズ中に撮影した写真の展示販売。

通路に長大な展示スペースがあり、前日撮影した写真が展示される。気に入った写真があれば購入する。

テーマパーク等にも同じ企画はありますが、(1)クルーズ中様々なシーンで繰り返される点、(2)スタジオ写真として顧客の方から希望して撮影してもらう機会がある点、が特徴的だと思いました。(1)については作品を見るとついつい買ってしまう、クルーズという特殊な状況や心理を巧みに利用したビジネスです。

2008年12月 8日 (月)

船内カルチャー教室

2008_1114d0003 写真はラインダンス教室の様子。

ヨガやエアロビクス、デジタルカメラの使い方、ダンス教室などが毎日どこかで開催される。ダンスも日によって各種。

提供されるものの中に何も興味を感じない人はいないのではないかと思いました。大半が体験型のイベントですが楽しみ方は人それぞれ。また「みんなでやれば恐くない」的な感じで誰でも気持ちが開放されやってみたくなる、そんな雰囲気でした。それでも参加者があくまで主体、ビジネスモデルを考える際の大きなヒントです。

2008年12月 7日 (日)

船内カジノ

2008_1115z0005 多くの人で賑わう船内のギャンブル場。

ルーレット、ポーカー、スロットマシーン、等が楽しめる。1日最大$1500まで部屋にチャージすることが可能らしい。

9月にビッグサイトで開催された旅行博で、クルーズ紹介コーナーに模擬カジノが出展されており、このような仕組みが無い日本人にとっては「魅力」かなと思いました。モノコト研としては、体験が大切なのでありますが、とんと博才の無い私としては進行方法とか、参加者の雰囲気を観察して満足しました。

2008年12月 6日 (土)

テンダーボート

2008_1111z0046 船が桟橋につけないときの着陸用船。

辞書をひくと「親船の給士船」とあります。通常は船の左右にロープで吊り下げられており、緊急用にも使われるもの。

確かに船があれだけ大きいと接岸できる港は限られます。沖に停泊しこの船を使えばコトは簡単、しかしピストン輸送には時間がかかる。見たとおりこれだけでも自走できる立派な船体、これが20隻以上船の側面に備え付けられているのですから大変なことです。タイタニックの教訓はしっかり生きています♪

2008年12月 5日 (金)

コイン投入機

2008_1112n0003 船内コインランドリーの硬貨投入装置。

所定の位置に25セント硬貨を6枚入れ押し込むことによりスイッチが入るもの。ちょっと日本には無い方式。

25セント硬貨の判定をどのようにしているのか分かりませんが、いわばこれが鍵の役割をする。通常の自動販売機では硬貨を一枚ずつカウントし信号を出しますが、これは機械的な動作を利用しているらしい。でもこのようなやり方もありだと思いました。偽硬貨なんて米国にはないのかな?

2008年12月 4日 (木)

下船の順番待ち

2008_1113d0075 寄港地で下船する際の順番待ち。

船内のシアターにて、記号の付された列に座り呼ばれるのを待つ。波の条件が悪いと1時間以上待つこともある。

列を作って立って並ぶわけではなく、管理する側からも状況を把握できる、なるほどと感心しました。シアターでは夜は連日華やかなショーが繰り広げられ満員になりますが、このときも結構な人で混雑。避難(訓練)時の集合場所にも指定されており、スペースを有効に活用していると思いました。人が多いと何かと大変です。

2008年12月 3日 (水)

シャンペンウォーターフォール

2008_1113x0001 シャンペングラスを積み上げ注ぐ。

下部よりピラミッド状にグラスが詰まれ、上部より注いだシャンペンが溢れ出すと次第に下部のグラスにも注がれていく。

テレビで見たことはありますが初めてナマで見て、なかなか華やかな気分になりました。皆が見守る中希望者が次々にトップのグラスに注ぎます。ピラミッド完成時には紙テープが舞い、観衆の興奮は高まり、時折歓声が上がります。ドレスコードが「フォーマル」に設定された日に行われたのは自然なことです。

2008年12月 2日 (火)

日本語ツアーデスク

2008_1113d0034 船内に設置された日本人用の案内所。

ホテルでいうフロントの近くに設置。毎日配布される「船内新聞」で入手しきれない情報を得るための相談窓口。

今回日本から300余名の方が乗船されたので、船会社の日本総代理店がフォローしてくれたもの。限られた時間でしたが日本人スタッフの方が対応されていました。乗客の大半は米国人でしたが、多分二番目は日本人だと思われます。乗客の国籍は30カ国以上に及ぶとのこと、各国が設置したら大変なことになります。

2008年12月 1日 (月)

カード読み取りシステム

2008_1114z0015 クルーズカードを読み取るシステム。

寄港地での下船・乗船を厳密に管理するための機器。カードは身分証明書を兼ねており、これで不正乗船を防ぐ。

最初に乗船する際は正面にカメラがついており、メガネをとった状態で前に立つように要求されました。顔写真が撮られていて、問題発生時に照合に使われるのでしょう。とにかく3000人以上の乗船客が出港時に戻っているかを把握する必要があり、瞬時に出入りをチェックする機能は必須だと思いました。

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