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モールフロアに置かれた自販機もどき。
実物の小型車が展示され、右側には本物と同じ貨幣投入口とボタンが配置されている。ボタンを押すと車のパンフが出てくる。
初めは何じゃと思いましたが、近くにいた係員の方が説明してくれました。札投入口の表示は10000円となっており、実際に買うとしても100枚以上入れるのは大変です。なるほど面白い宣伝だなと感心しました。便利な世の中、様々なものが自販機で買える日本の世相を反映しています。
トヨタ博物館の土産スプーン。
柄の部分がスパナ形状になっている。写真の下部がスプーン、上部はフォーク。スパナは機械につき物です。
観光地で友人等への土産物を探すのに迷うことがあります。手頃な値段でかさ張らず、もらって喜んでもらえるものが狙い目。これはそんな要求を満たすものだと感心しました。単にネーミングとか絵柄が入ったものはいくらでもありますが、機械工業で象徴的な工具をかたどったところが面白い。
欧米車、国産車が多数展示されている。
ガソリン自動車100年の歴史と、日本のモータリゼーションを紹介。生活文化の変遷とともに展示しているコーナーも。
よくぞこれだけ集めたと感じる車種です。往年の名車を初め、歴史上貴重なものも数々あり、多分値段がつけられない物。それも皆動かせる状態で保存されているそうで感心です。技術の進歩を感じたり、記憶にある懐かしい車に会えたり、とても楽しい刺激的な時間が過ごせました。(日記はこちら)
日本発のユーモア頭髪ガーデニング。
人形の頭から芝がはえ、カットしたりヘアアレンジができる商品。癒し系グッズとしてプレゼントなどによろしそうです。
昔この原型がヒット商品になりましたが、現在容器等に手が加えられて販売されているようです。育てて楽しい、見ていると笑える、オリジナルなカッティングができる、等の特徴があります。植物の力を上手く利用しています。我が家の庭の雑草対策に頭を痛めている者には大きなヒントを与えてくれます。
開通したばかりの地下空間。
ニュース等で評判になりました。愛称は「地宙船」で地中にある宇宙船とのこと。吹き抜け等が斬新で近未来的空間です。
地中にこれだけの空間を作ってしまう技術に脱帽。写真は二つのプラットフォームに挟まれた線路で4年後に東横線が乗り入れる部分、現在は部分的に蓋がしてあるイメージでちょっと奇妙です。都会の地下は各私鉄との乗り入れ、ネットワーク化が益々進みそうです。
低カロリーをウリモノとするお菓子。
「マイカロリー」、「カロリー1/4カット」と表示された化粧箱は通常のものより小さめ、値段は割高、味はそれなり。
健康志向を反映した商品。通常のポッキーの箱が扁平形状であるのに対し、ずんどう形状で差を強調しています。油脂分を抑えているのか味は少々淡白でした。カロリーは25%減って75%になっているのですが、表示から「カロリーを25%に減らした商品」とは凄いなと早とちりしたのが実際です。
微生物のはたらきを利用したトイレ。
北海道を中心として官庁や地方自治体、自衛隊、公園、動物園などに導入されているらしい。バクテリアに分解させる方式。
基本原理は家庭用の「生ごみ処理機」と同じで、その仕組みをトイレに応用して初めて製品化に成功したもの。処理後のおが屑は土壌改良材になりゴミが出ないしくみ。とても自然に優しい設備だと思います、ただ一般家庭への普及は難しそう。都会を離れた屋外公共施設が活躍の場でしょう。
身近な水を飲めるように浄水する器具。
地震、水害、テロ等の非常時やキャンプ等で、風呂水、川の水、雨水から飲料水を簡単に作ることができるらしい。
逆浸透膜浄水システムを採用していると解説にあります。一般細菌や大腸菌、ウィルスや化学物質を除去することができるそうですが、素人目にはちょっと心配です。ただし非常時には有用で、準備を怠らない方は購入されることでしょう。でも使い方を誤ったら大変です、何せ大腸菌やウィルスが・・・
ケージの中でボールで遊ぶゲーム。
12球出てくるボールを8秒以内に投げて的に当てるもの。9枚全てのパネルに当てるとパーフェクト賞。
ピッチング、サッカー、卓球、等類似のものは多くありますが、ドッジボールは珍しいと思いました。いずれもこちらが主体になって的を狙うものですが、逆の立場になるゲームはできないでしょうか。極端な変化球をキャッチするとか、ゴールを死守するとか、当てられないように逃げるドッジボールとか・・・
ホカホカ弁当のご飯を保温するもの。
「超保温フロシキ」。ごはん専用で春と秋は5時間後でも28度、冬は温湯をペットボトルに入れて乗せて包む。
単なる保温材ですが、使い方を限定してネーミングをすれば商品になるという例です。ホカホカ弁当の普及が背景にあります。ホカ弁そのものの容器に完璧な保温性を持たせるとか、味をまろやかに変化させる機能とかを付加すれば話題性は十分ですが、誰か考えていただけないでしょうか。
公共の場に設置されたベンチ。
写真のように、一人には広い、二人は座れない、そんな幅のベンチ。それぞれ荷物を置いて利用者はくつろいでいる。
やはり設計コンセプトは「荷物を置いて一人で座る」ベンチだと思いました。それぞれの間には鉢植えがあり空間を区切る心遣いも。たまたま昼休みでお弁当を食べている方もおられました。都会の中の一つの空間ですが、様々な切り口から設計され形になっているのだと感じました。
郷愁を呼び起こすアイスクリーム。
なめらかさとか深みはほとんど無く、シンプルな味と舌触り。やはり昔のアイス、食べ物の進化を感じます。
「昔なつかし」はインスタントラーメンとか駄菓子に良くある修飾語です。画像や音声は容易に記録でき、過去を振り返ることが可能ですが、味や匂いは記録できません。ということは復刻版で思い出すしかない、そんなコンセプトの商品。人それぞれの「お袋の味」なんかが味わえるものができないでしょうか。
レジで不要と感じたときのゴミ箱。
書店のレジで遭遇、客側に張り出したテーブルの一部に穴があいているだけのもの。単なる箱やカゴよりおしゃれです。
コンビニのレジでも小銭、レシート入れを良く見かけます。それだけ不要とされる方が多いということでしょう。ならば最初から出さないわけにはいかないのでしょうか。省エネ省資源を迫られている世の中、こんなところでも見直しの機運は出てくるはずです。それまでの間はこのような仕掛けは機能します。
黄門さまのマークの入った各種グッズ。
何といっても家紋の入った印籠、これを筆頭にポーチやらボールペン類、バッジなど様々なものがある。
通常キャラクターグッズといえばイラストや漫画がつき物ですが、これは家紋が代替しています。商標とか著作権は何か関係があるのか関心があります。単にお土産でなく実用的に使えるのなら買いたかったのですが。印籠を提示すれば乗り物乗り放題とか、そんな便利なグッズができないものでしょうか。
大型電気店での販売風景。
壁際にずらりとエアコンが展示され、その内側に並べられた机で商談が進む。主として価格と工事日の話の模様。
昨日近くの電気店に出向いたところ、多くの人が集まっており何事かと思いました。まさに今がそのシーズンといったところ。中元や歳暮の売り込みをする風景に似ています。どちらも購入が一時期に集中するもので、必然的にこのような商談形態になるのかもしれません。
台の一部が透明で下が透けて見える。
正確には「体組成計」。デジタル置き時計などにも類似のコンセプトのものがありますが、ちょっとエキセントリックです。
新聞報道によると、「一般家庭での体重計の置き場所は半数は脱衣所、半数は居間」という調査結果に基づいて、調度品的なデザインを重視した設計の結果だそうです。最近はゲーム機メーカーもこの分野に参入し、商品開発は益々難しくなっているのだろうと推察します。
列は一列、空いたレジに順次進む。
レジのレイアウトが写真の奥に向かって直線的なため、必然的に一列に並ばざるを得ない。自然な流れができている。
JRのみどりの窓口や銀行などでは当たり前になりましたが、スーパーやホームセンターのレジではまだ普及していません。ざっと人数と買い物の量を見て判断するのが「ワザ」ですが、予想が外れるとちょっとストレスになるもの。途中で判断を変更してこれが裏目に出ると最悪。本方式はそんな不安を無くします。
机上でできるカーリングのおもちゃ。
通常のカーリングをいつでもどこでも体験できるミニチュア版。的は付属していないがネットでダウンロードできるとのこと。
先日体育館でやるカーリングを見て、氷上の競技を普通の床でできるようにした発想と感心しましたが、これはそれを更に机上まで発展させたものだと思います。電子の力を借りていない素朴さがウリ。どんなスポーツでも”おもちゃにできないか”との切り口で考えれば、新商品に繋がるかも。
ショッピングモールの一角で演奏される。
大きなショッピング街には大きな楽器はお似合いです。写真のように吹き抜け部に設置され買い物客が聞き入っていました。
やはり教会での演奏が最も自然でしょうが、客寄せには興味深い企画です。吹き抜け空間に設置すれば、買い物客は様々なアングルから眺め鑑賞することが可能となり、一味違った楽しみ方ができると思います。独特の雰囲気で、演奏される方も楽しい気分になれるのではないでしょうか。
わらび餅をイメージしたグミ。
中央にきなこペーストが入っており、口の中でミキシングされる。グミ自体はあまり弾力が無くゼリーに近いイメージ。
わらび餅は運んだり保存したりしにくい食べ物、これを解決する手段がこのような形態です。包装には「京処」とか「冷やして食べてもおいしい」と元の商品のイメージを伝える表記があります。通常「粉」である「黄な粉」をペースト状にしたことも商品のポイントだと思います。
キッチン用品の写真のような展示方法。
陳列棚の下部にある引き出しを出した状態で商品を陳列している。ちょっと乱れた状態が注意を引いて効果的。
元々そのように設計されたのか、通常は収納スペースとして準備されていたものを陳列に転用したのかは不明。売られる商品によって陳列方法は異なりますが、最近は色々な方法が試みられているようです。スペースがあればいくらでも工夫できるでしょうが、限られた空間を上手く使うのは大変です。
オリジナルマグカップを作るキット。
真っ白いマグカップとカラーペン数本よりなる。表面にそのペンを使って描画し、お湯を注ぐと色が定着するらしい。
陶磁器に色をつけるのは普通は難しい、マジックインクなどではすぐ剥がれてしまう。調べてみると既に特殊なコーティングがされており、ペンのインクと反応、熱により定着する仕組みのようです。いずれにせよ「オリジナル」は常に重要なコンセプト、これを実現できたら商品になる可能性が高まると思います。
所望の作品を容易に検索できる。
書店などにあるものと同様、色んな切り口で作品を探し出せるもの。効率化により探し出す時間を短縮できる。
何せどこへ行っても種類が多い世の中、このような道具を使わないと大変です。昔はちょっと探せば大体見つかったもの、また店員さんに聞けばすぐに教えてくれたと思います。一方このような検索機器の技術的進歩やデータベース管理のノウハウの蓄積が背景にあることも見逃せません。
日中太陽光で充電するガーデンライト。
モードを切り替えることにより、モスキートライトにもなる。虫を呼び寄せるUVライトに電撃作用があるらしい。
ライトはLED製。最近のLED化の流れはこのようなところにも押し寄せています。蚊を退治する機能も併せ持つとは優れものだと思うのですが、屋外で少々退治しても自然の蚊の発生にはあまり効果が無いのでは。天然の太陽光をエネルギーにするのはとても大切なコンセプトです。
写真のようなじゅうたん。
石ころ模様に立体感があって本物のようです。人工の場所にいるにもかかわらず自然の場所にいるような錯覚。
人間が作るのですからあらゆる模様が可能、立体感が独特の印象を与えてくれました。月面に降り立った感覚になれるようなものも期待したいところですが、それを一度は体験していないと認識できないわけで、これはまず不可能な(というより意味の無い)ものでしょう。
写真のような形をした扇子。
骨がカーブを描いており、布製の部分の形状に特徴がある。要の部分を頭のてっぺんに乗せると帽子として使える。
先日我が家にホームステイしたフィリピンの女子大生のお土産です。国が異なると似たようなものでも差があると感じました。扇子は風を送る道具という先入観を排除すれば、このように別の使い方もできるわけ。事務文具として使えないか、台所用品として使えないか、・・・誰かが考えていそうです♪
左開きと右開きのあるロッカー。
中央の施錠開錠管理部を境に左側と右側で開き方向が異なる。中央に立った場合使用するロッカーの使い勝手が良い。
旧式は個々のロッカーにコイン投入部があり独立したものでしたが、最近はこのように集中的に管理するタイプが主流です。この場合使う人の立場に立つと、開け閉めをしながらの作業は管制部方向にオープンしたほうが自然。いわゆる人間工学(?!)を考えた設計になっていると感心しました。
家庭用のガスボンベを改造したポスト。
レトロ感のある味わいあるポスト、ガーデニングにも最適と宣伝にあります。スチール製、高いほうは約1400mm。
昔の真っ赤なポストはほとんど見かけなくなり、確かに郷愁を誘います。古くなったガスボンベを改造しているのもミソ、投入口と取り出し口をつけて見事に変身させています。庭にアクセントとポスト機能を兼ねて飾るのも悪くないかも。差別化して目立つことは確実です。
清涼飲料のまとめ売り。
写真のように陳列棚に段ボール箱がずらりと並ぶ。中身はペットボトル、それなりに割引された価格で販売される。
小売店も問屋化しているような現象です。ペットボトル飲料は保存もきくし家庭での消費も多く、このような売り方に適しているのかもしれません。実際このようにまとめた形で物流すると、結果的に無駄が無くなります。極端な表現をすると、日本の経済のロスを少なくする方向ではないかと思います。
写真のような小さなケーキ。
ペットのお誕生日に特別に注文する商品で、写真は展示用イミテーション。上部のカードにペットの名前を書いてくれる。
人も食べられるとか、そりゃそうだと思います。とにかく値段が高いです。人間用のバースデーケーキをそのまま転用すれば済むように感じますが。ペットの好む特別な味付けとか、材料を使っているのでしょうか。さすがに吹き消し用のろうそくはついていないようでした。
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