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2008年5月

2008年5月31日 (土)

お宮横丁

2008_0524n0017 富士宮の浅間大社前の店群。

「富士宮やきそば」を扱うお店が集まった小モール。他にファーストフード店やみやげ物店もあり観光名所化しつつある。

B級グルメとして最近有名になりつつある「富士宮やきそば」ブランドの影響の大きさを感じました。昔から売られてはいましたが観光客を呼ぶほどではありませんでした。「やきそば学会」などを立ち上げ巧みにブランド化、観光資源化されてきたようです。その結果としてこのような横丁が賑わっているわけです。

2008年5月30日 (金)

ビッグキャラメル

2008_0524n0012 箱の大きいキャラメル。

高さが16センチほどある。中身は旧来の紙でくるむ包装方式と異なり、個々の袋に大粒のかたまりが入っている。

スナック菓子をはじめ、ビッグサイズが観光地を中心に人気ですが、これもその一種?右のミルクキャラメルは郷愁をさそいます。中央のあずきキャラメルを買ってみましたが、なかなかおいしかったです。外見はビッグでも内容量は抑えたい意図がはたらいて、かさばる袋方式を採用しているようです。

2008年5月29日 (木)

駐車料の表示

2008_0423n0007 「30分/200円」の料金表示。

正確な表記としては、「200円/30分」なはず。あくまで分母には基準となる単位量を書くのが普通だと思うのですが。

表記のものは200円を稼ぐのに30分かかるとか、の意味になると思います。でも寛容な日本人は気にせずトラブルは発生しないでしょう。ちなみに写真の数字の並びは少々奇異に感じられますが、近づいてみると時間帯による料金を表しているだけで、長く駐車するほど安くなるわけではありません。

2008年5月28日 (水)

ピンくま

2008_0425n0015 パンダの顔を模した肉まんとあんまん。

ピンク地に黒の模様が「あんまん」、白地にピンクの模様が「肉まん」。横浜みやげ’桃熊’と表記されている。

「パンダ」の文字はどこにもありませんが、購入者はそう感じるデザインです。購入はしませんでしたが、遊び心は十分感じます。ペアで売り出し、共にピンク地を採用することで「ピンくま」のネーミングをしているところにメーカーさんの販売戦略を感じました。

2008年5月27日 (火)

時間工房

2008_0423n0001 JRの駅構内にあるサービス施設群。

DPE、靴修理、合鍵、リラクゼーション、などのサービスがそろっている。business support の表示が出ている。

時間短縮はどこでも歓迎され、特に多忙なビジネスマンにとっては有り難い存在となります。最近「駅中」が元気で、様々な形態の商売が流行っている気がします。「時間工房」という名前は、時間そのものを素材とする印象を与え、何となく魅力的に感じました。

2008年5月26日 (月)

ヘリQ

2008_0114n0010 ヘリコプターのおもちゃ、無線式。

手のひらサイズの赤外線コントロール機。30分ほどの充電で5分のフライトが可能、赤・青・黄色の三色そろっている。

チョロQの空中版です。羽の構造が特徴的で、これでバランスがとれるため操縦は難しくはなさそう。片手で操作するもので、訓練により意のままに操れるところが遊べる要因でしょう。テレビのリモコンでおなじみ赤外線を使うというのも面白い。時間があれば遊んでみたいシロモノです。

2008年5月25日 (日)

リサイクル性の改善

2008_0524n0014 ボトルのカバーを除去しやすくする工夫。

剥がす場合に機能する「ミシン目」の形とピッチに改善が加えられたもの。ミシン目そのものを大きくして切れやすくしている。

新聞記事を見て実際に購入・確認してみました。確かにミシン目の穴は大きくなっており、上部より引っ張ってみると、いとも簡単に剥がすことができる。昔リサイクル関係の仕事をしていた者としては生産者に拍手を送りたい気分、消費者の方に「分ければ資源、混ぜればゴミ」の感覚を訴えたいです。

2008年5月24日 (土)

キティーちゃん扇子

2008_0429n0021 写真のようなキャラクターグッズ。

キティーちゃんの描かれたシートが何枚か重なり、扇子を構成している。当然使用しない時は折りたたみコンパクトになる。

一風変わったキャラクターグッズだと思いました。多分「うちわ」などもあるのでしょうが、扇子とし着ている洋服の色を多種使ったところが特徴的。扇子は外国人に好まれて買われる日本土産の定番のようですが、そのようなお客さんも視野にいれた商品かもしれません。

2008年5月23日 (金)

噴水オブジェ

2008_0423n0022 歩道の一部に設けられた噴水。

太めの水のかたまりが、まるで生き物のように躍動する。噴出すポイントが絶妙に制御されので飽きずに見られる。

池の中の噴水でなく、排水溝がセットされたフラットものは公園などで見かけます。細い水の束でなく太いブロック状のものが間欠的に噴出される演出。技術的には開閉させるバルブに特徴があり、その仕組みを解明しようと覗き込んでは見たものの、からくりは不明のままでした。

2008年5月22日 (木)

コーラ瓶のついたケース

2008_0504n0007 写真の如くコーラ瓶が泡立っているもの。

プラスチック内に封入された液体に白い粒が入っており、これが浮力で流動すると、いかにも炭酸の泡のように見える。

何の仕掛けも無いのに楽しめます。子供用のペンシルケースについたものですが、粒が泡に見えるから不思議。液体の中に浮遊物をいれる仕組みの面白商品はたくさんあります。色と形、それぞれの物質の比重や粘度、それらの違いで興味深い現象が出現するのだと思います。

2008年5月21日 (水)

ストリートフェンスギャラリー

2008_0517n0016 工事現場のフェンスに絵画作品展示。

現在藤枝駅前で進む建設工事、安全用のフェンスに小学生の絵画作品がプリントされて展示されている。

作品は金属板に直接プリントされているので、日光や雨にはおかまいなし。そのような技術を応用した企画に感心しました。壁を単なる壁と思っていたのではこの発想は生まれず、真っ白いキャンパスと見做したからこそ実現したものです。広告ばかりでは飽きられます。

2008年5月20日 (火)

おしゃれな焼肉のたれ

2008_0429n0026 写真のような容器で販売されているもの。

黒い容器に白の花柄模様、一見スキンケア商品かと見間違うほど。でも確かに食品コーナーで販売されていました。

外見で目立たせるために様々な外形の容器があります。しかしこれは単純な円筒形、でもキャップの模様に工夫があり、高級感を与えています。逆の発想でドレッシングのような容器に入ったスキンケア商品なんてできないでしょうか。食用に使われたら大変ですが・・・

2008年5月19日 (月)

新幹線の喫煙室

2008_0327n0031 新幹線N700系の喫煙室。

全席禁煙化に対応するための対応で、一編成に6箇所設置されている。光触媒脱臭装置が備え付けられているらしい。

世の中は、喫煙する権利より、嫌煙する権利の方が優勢です。しかし輸送業はサービス業ですから、少しでもニーズがあれば対応せざるを得ない、その現れでしょう。メタボ対策も含め健康保険による出費を抑制するトレンドは、当然のこととして今後も進むと思われます。

2008年5月18日 (日)

スタンプス

2008_0419n0010 切手型のユニークな時計。

スウォッチのデザイナーがデザインされたとか。専用のベルトに簡単に取り付けられるので着せ替え時計として楽しめる。

裏面がシールになっており、PCや手帳に貼っても使えるとか。何で「切手」が「時計」になるのか分かりませんが、そこが面白商品の所以です。ず~っと昔「何故時計も着替えないの?」というCMが流行ったことがありましたが、これはまさに安上がりに着替える方法です。楽しむのは本人だけ?

2008年5月17日 (土)

農作業の機械化

2008_0517n0008 地元で今たけなわの田植え作業。

耕したり、田植えをしたり、全て機械化されています。写真は耕運機で水を引いたたんぼの土をこともなげに耕す様子。

ず~っと昔は一列に人が並び、他の人が投げ込む稲の束をきれいに植えつける風景がそこらじゅうで見られました。小学校はこの時期一部「農繁休暇」としてお休みになったこともあります。技術が発達して非常に便利になりました、人手作業に比べると格段の効率化が実現しています。

2008年5月16日 (金)

ジェットストリーム

2008_0126n0004 新開発の油性ボールペン。

「書きやすさ、ここに極まる」「クセになる、なめらかな書き味」とあります。世界初の画期的な新開発インクのなせるワザ?

同名の深夜番組を思い出します。リラックスした気持ちになれる筆記具なのでしょうか。試し書きをした程度では差が分かりませんでしたが、実際の抵抗値を計測すると30~50%ダウンしているようです。他に速乾性の向上、描線濃度アップ、耐水性、耐光性にも優れているとか、専門家にとっては凄いインクなのでしょうか。

2008年5月15日 (木)

トレペの補充器

2008_0423n0013 巻き芯の無いタイプのトレペ補充器。

使い終わっても紙巻き芯が残らないので、単純に横方向からシャフト目指してスライドさせるだけ。無駄の無い印象。

トイレットペーパーの補充器は様々なタイプがあります、上から供給したり横から供給したり。このように「巻き芯」のないものは、巻き長が長くできる、巻き芯が不要、輸送効率が良いというメリットがあります。20年ほど前にその存在を知ったとき、将来どっと普及するだろうと予想しましたが、なぜか外れています。

2008年5月14日 (水)

やっくん饅頭

2008_0313n0035 福田首相を茶化した饅頭。

「やっくんのビンボーくじで福が来た!」「地方の格差、国民の期待を背負っています!とても重たいね」などの表記がある。

過去に小泉、安倍、両首相の同類の菓子がありましたが多分同じ製造元と思われます。もっともらしく本人に関係させれば中身は何でもいい、要はネーミングとコピーの勝負でしょう。しかしご本人はどう思われているのか、支持率が急降下しつつある現在、クレームをつける余裕など無いでしょうが。

2008年5月13日 (火)

紙コップの回収器

2008_0425n0006 野球場で見かけた写真のようなもの。

上部に穴が開いており、ここに捨てるだけのシンプルなもの。ガイドが弾力部材でクロスしているだけなので取り出しやすい。

VEという技術手法があります。ものの価値や機能を分析して無駄を無くすやり方です。この回収器はまさにそんな過程を経てできたように思いました。一般的には筒で構成しますが、これだと取り出しにくくコストもかかります。本方式は見た目は悪いですが機能は十分満たしています。

2008年5月12日 (月)

駅メロ目覚まし時計

2008_0423n0029 駅メロ(発車時の音)を奏でる電波時計

代表的な駅で発車合図として使われている、個性豊かな’駅メロ’を目覚ましアラームとして収録したもの。

収録されている駅メロは、左側の山手線バージョンが発車ベルも含めて7曲。右側は中央線バージョンですが、他に山手線2とか新幹線N700系版もあるようです。文字盤には駅名も表示されており、鉄道ファンには魅力的な商品かもしれません。なにせ朝起きる瞬間から通勤が始まるわけですから(^_^)

2008年5月11日 (日)

自販機のニュース表示

2008_0423n0028_2 自動販売機の上部に流れるニュース。

自販機の上に取り付けた表示機にテロップが流れる。発信元の確認はできませんでしたが、即時性はありそう。

新幹線車内でもリアルタイムでニュースが流されます。携帯電話等いまや情報の入手手段は過剰なくらいです。単に街角の目立つ場所にあるというだけで、このようなニュース表示をする価値がどれだけあるのでしょうか。売上に影響するというデータでもあれば納得できるのですが。

2008年5月10日 (土)

ミュージックマグ

2008_0419n0004 マグの形状をした陶器製スピーカー。

手持ちのプレーヤーにミニプラグを差し込むだけで音楽が聴ける。電源不要、インテリアになじむ、等が特徴。

i-podの出現でデジタルオーディオは花盛り、そんな背景で生まれた商品だと思います。何でスピーカーがマグの形をしていなけりゃいかんのか、間違えてお湯を注いだらどうしてくれる、なんて事を考える方もおられるかも。実際の「音への影響」は知りませんが、陶器製のスピーカーというのも斬新です。

2008年5月 9日 (金)

収納カゴ付きの観客席

2008_0222n0016 シートの下側にカゴがある椅子。

写真のように折りたたんだ場合に立ち上がり、荷物の出し入れが楽。椅子を使用中は下部の定位置に保管される。

野球場で見かけたもの、なんてことないアイデアですがうまく考えられていると思います。床に直に置くのがためらわれることもありますし、足で蹴ってしまう懸念もある場所。このような方式であればいずれの問題も解決できますし、何より荷物の出し入れが容易になります。

2008年5月 8日 (木)

スイートモナカクリーム

2008_0504n0001 ハート型をしたアイスクリーム最中。

ミルクたっぷりのジェラートを、もち米100%のモナカでサンド。和菓子職人とイタリア仕込みのジェラート職人のコラボ作品。

先日新装オープンした静岡パルシェ食品館にお目見え、初の静岡進出だそうです。12種類の選択が可能、味はそれなりでしたが、ちょっと割高。種類をそろえ、’おしゃれなスイーツ’という印象を与え、お土産や贈答用に売り込んでいく商品という印象を受けました。

2008年5月 7日 (水)

新幹線の変形ドア

2008_0327n0027 N700系先頭車両のクルー用のドア。

空気抵抗を極限まで減らすための形状を第一に考え、ドアの部分まで変形が及んでいる。開閉に支障は無さそう。

新幹線の歴史は、高速化、省エネ化、低騒音化、低振動化、と色々な切り口があります。昨年7月にデビューしたN700系は車体の軽量化と空気抵抗低減により、大幅な省エネ化を実現したと聞いています。このドアの形状にそのような思想が現れているなと感じました。

2008年5月 6日 (火)

携帯電話の形態

2008_0425n0028 縦横いずれにも開く携帯電話。

基本は縦方向に開くヒンジが機能、これに横方向の支点を有すヒンジがついている。写真は両方向に開いた場合。

携帯電話の進歩は機能にとどまらず、形態にも及んでいます。ワンセグ機能の普及により横長にして画面を見る機会が増えたためにこのような方式も出てきているわけです。他にも各社様々な工夫をしているようです。過去に左右いずれにも開く扉の冷蔵庫が流行ったことを思い出しました。

2008年5月 5日 (月)

ファミマ

2008_0423n0009 ファミリーマートの新ブランド店。

いつものコンビニ商品だけではなく、いれたてのスープや、プレミアムサンドイッチなどオリジナル商品がそろっている。

店舗デザインもフローリングや木目の棚などを多用し、落ち着いた雰囲気。いわば都会の中のおしゃれなコンビニ、その場で飲食も可能で多忙なビジネスマンにはまさにコンビニエント。先ほどのニュースによると、コンビニ業界も生き残り策を色々めぐらしているようで、これもその流れでしょう。

2008年5月 4日 (日)

味噌カツ丼ポテトチップス

2008_0425n0020 味噌カツ丼の味がするポテトチップス。

商品名の下に小さく「風味」と表示があります。所詮ポテトチップスはポテトチップスでカツ丼ではありません。

言われてみればそんな感じの味でした。今までに主要な味は出尽くした感があり、製造会社は頭を悩ましているのではないでしょうか。まぶすパウダーと包装袋だけの変更で新製品ができてしまう時代は終わり、食感とか機能性に焦点をあてたスナック菓子が今後発売されるのではないでしょうか。

2008年5月 3日 (土)

泡によるディスプレイ

2008_0423n0018 泡による透明度の変化を利用した表示。

水を満たした透明な円筒が幅方向に多数並んでいる。下方から泡を出すタイミングをコントロールすると模様が現れる。

下方で発生した泡が時間と共に上に向かって移動するので、表示された模様は上方に移動する仕組み。下部に設置されたランプで円筒を発色させるときれいなディスプレイになる。空圧機器展でデモされていたもので、実用化は不明ですが、泡の持つ性格をうまく利用した発想に感心です。

2008年5月 2日 (金)

ビールケーキ

2008_0429n0015 ブランデーケーキのビール版。

ビールだけでは商品にならないためか、ブランデーと混ぜて生産している。試食した結果、好きな人には好きな味?!

先日ビール工場を見学した際にお土産として販売されていました。写真右は「黒生ピーナッツチョコ」、他に「黒生ビールゼリー」とか「ビールゴーフレット」「ビールマグ」「ビールネクタイ」などビールづくしでした。ビールの品質管理は味覚の優れた方が担当されているようですが、関連商品にはそんな管理は不要でしょう。

2008年5月 1日 (木)

速度を変えるエスカレーター

2008_0425n0014 人が居ないときは低速運転するもの。

乗り口にセンサーがついており、人がさしかかると加速して高速(通常)運転モードになる。多分省エネを追求したもの。

今までのものは、「停止」と「運転」を繰り返すものでしたが、この方法では多分頻繁にモーターのオンオフをすると電力を消費し、機器の寿命を縮めるのだと思います。実際に設置する場所の人通りを配慮したシミュレーションの結果、このような制御をしているに違いありません。細やかな配慮が必要な時代です。

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